今日の買物。

 

ハブ。

 

もう半年は経つと思う。

今朝まで使っていたハブは、

差し込んでいる3つのモノのうち、

無線マウスの「レシーバー」は何も問題なくて、

マウスは正常に動くのだけど、

「ハードディスク」と「USBメモリ」が、

2回に1回はパソコン画面に表示されないのだ。

 

表示されないときは、

ハブをいったんパソコンと切り離して、

再接続すると必ずうまくいくので、

今朝まで我慢というほどではないけど、

ま、いちおう我慢して使っていた。

 

しかし、いいかげんに新調したい、

と最近しだいに思うようになってきていて、

ときどきアマゾンで検索して、

「掘出し物」はないか探していた。

 

ところが探しても探しても、

ひらめくモノがないのだ。

 

で、先延ばしし続けていたのだけど、

午後になってスーパーに行くついでに、

家電量販店を覗いてみると、

頼りになる若い男性店員がいて、

つなぐパソコンの種類と買った年月と、

USBの差し込み口が3つあればいいこと、

そしてできるだけ値段が安いほうがいい、

ということを伝えると、

すぐに可愛らしい「掘出し物」を紹介してくれた。

 

で、即購入。

¥1,600。

 

ところが帰宅してパソコンにつないでみると、

USBメモリだけ反応しないのだ。

まいった。

 

パソコンを再起動すると反応したので、

とりあえず安心はしたけど、

そのUSBメモリは10年は使っている。

イカれてきているのかも知れない。

 

USBメモリも買うとなると安くはないけど、

今いちばんの懸案事項は、

僕の最愛のパートナー、

iPadminiの反応がときどき鈍くなることだ。

 

そちらは買って4年になる。

ひとつ前のiPadminiも4年目に故障した。

 

命脈尽きても不思議はないわけだけど、

何にしてもiPadminiは僕的にはハンパなく高価。

最新のものにすると、

ApplePencilも別のタイプのものが必要になる。

アタマが痛いなんてもんじゃない。

 

 

今日は『サミング・アップ』(行方昭夫訳)の中から、

ネタを拾うことにする。

 

というか冒頭からそうするつもりだったけど、

つい買物の話を始めてしまい、

思いつくままに書いていると、

長くなってしまった。

 

〈私には長所が1つあった。一度も書く題材に

 困ったことがないのだ〉

 

モームは小説の話をしているので、

ブロガーの僕とは単純に比較できないけど、

ネタに困らないなんて、

僕からすれば「神」としか思えない。

 

〈教養はしばしば自惚れを生じさせる〉

 

教養というと三島由紀夫の次の発言が、

僕はすぐに思い浮かぶ。

 

〈全学連の諸君がやったことも、全部は肯定しない

 けれども、ある日本の大正教養主義からきた

 知識人の自惚れというものの鼻を叩き割ったという

 功績は絶対に認めます〉

 (『美と共同体と東大闘争 三島由紀夫・東大全共闘』

 角川文庫/2000)

 

僕がいま持っているのはこの文庫本だけど、

そのむかし単行本(1969)で読んで、

強く心に残っている。

 

僕は教養とは無縁の人間なので、

自惚れようもないけど、

ちょっと得意なものがあると自慢したがるなんて、

本当に哀れ。

 

もうひとつ行こう。

 

〈私はもう一生をほぼ終えた人間であるから、

 今さら真実を隠すのはふさわしくない。

 私は誰にも実際以上によく思ってもらいたい

 などとは思わない。私を好む人にはあるがままの

 私を受け入れて頂きたいが、そうでない人に

 相手にされなくても何ら痛痒を感じない〉

 

僕もおなじ。

というか言いすぎかも知れないけど、

僕の場合は若いときから、

他人を気にせずに好き勝手に生きている。

 

そのために何度も痛い目に合っているけど、

「縮こまって」生きるなんて、

バカバカしいとずっと思ってきた。