今日は楽しいひな祭り〜♪

どんなにめんどくさくっても伝統的な行事は省略しないでいきたいと思います、はい。

だから出張から帰ってすぐ頑張って出しましたよ、お雛さまを(^^;;

ところで
われわれが幼少の頃よりひな祭りになると口ずさんできました歌

『うれしいひなまつり』

じつはこの有名な歌、間違いがあるみたいで

お内裏様(だいりさま)と おひな様
二人ならんで すまし顔  〜♪

のところ

お内裏様とは男雛と女雛を合わせて言うのでお内裏様=男雛ではないとのこと。
しかも男雛も女雛を合わせておひな様と呼びましておひな様=女雛ではありません。

正しくはお殿様・男雛とお姫様・女雛とのこと。

また、殿様と姫様の並び方に関西と関東(関西以外の地域)で違いがあるのはご存知ですか?
旧来の並び方は左上位の考え方から左(向かって右)が殿様、右(向かって左)が姫様でした。
今でも関西では殿様は左(向かって右)なのですが関東では右(向かって左)となっています。


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京雛


今では一般的となった関東雛の並び方ですが、その起源は新しく、一説によると明治以降、西洋儀礼の右上位の並び方に倣ったとか、大正天皇の即位の写真が洋装で皇后陛下の右に立たれたから、とか。

ホンマかどうかはわからないですが平安時代の装束に纏われた雛人形の並び方を西洋風の儀礼に倣うなど意味不明なわけで。。ほな洋装にしなさいよ、と思うわけで。。

なにやら明治以降、旧来の文化を「悪し」としたがる人たち文化の封殺が様々なこじれを引き起こしている気がしなくもない。それが上記のような歌詞の誤解を招いた気がしなくもない。

といって京都人あたりが「もともとはこうやったんやで」なんて言おうものなら、これだからプライドだけ高い京都人は、とか、言われるわけで。。