こんにちは。

一恵@リアルタイムです。

 

 この週末に間に合う人がいるかもしれないので、リアルタイム記事で割り込みます。

 

 さとーさんという影アートのアーティストの方の個展が東京恵比寿のアメリカ橋ギャラリーで9月6日まで開催中です(↓)。まだ間に合いますよ。

 

 

 

 新聞やテレビ番組でも取り上げられているようですが、これ、実際に見てみないと本当の面白さはわからないなあ。

 

 わたしは9月2日に行ってきました。

会場は恵比寿駅からガーデンプレイスに出るところの右側の橋を渡ってすぐのところ。階段を降りて左折すると着いちゃいます。

 

 雨が降っていましたが、雨のほうがすいていてゆっくり見られるんじゃないかと思いました。そしたら、晴の日よりも影がはっきり出るので、作品を見るには雨のほうがいいって。ラッキー!!

 

 

 影アートといえば、10年前に福田繁雄さんの作品を見てビックリしたことがありました(↓)。

 

 

 「ランチはヘルメットをかぶって・・・」という、大量のフォークやナイフでバイクの影を創るという作品ですが、これは実物大の大きさだったので、今回のさとーさんの作品が小さいのにまずビックリしました。

 

 逆にいうと、こんなに少ない素材であんなに繊細な影を創り出せることに感心しました。会場は狭いですが、小さい作品が並んでいるので効率よく見られます。

 

 ひとつひとつの作品の横にスイッチがあって、自分でスイッチを入れて影を出せるというのがまた楽しいです。

 

 10数点の作品の中からいくつかご紹介しますね。

折角ですので、本体部分を拡大した写真でどんな影ができるか想像したあと、影も含めた全体が見えるように並べます。

 

 本当はスイッチを入れる前に本体の写真だけを別に撮った方がよかったんですが、そこまで知恵が回らず、光ったりして見にくいのはご容赦ください。

 

 ここからネタバレになりますので、ギャラリーに見に行くつもりの方は見ないほうがいいかもしれません。

 

 でも、写真で見てわかっていても、実物を見るとビックリしますよ。実物のほうが何倍も面白いです。わたしも何回もスイッチを入れたり切ったりしちゃいました。信じられなくて。

 

 

 

 いろんな布(古着?)がごちゃごちゃと固まってるけど、

     

     ↓↓↓↓↓

 

 

 ギリシャ神話風の男性がグラスで乾杯。

これ、右側の床にそのグラスに手を伸ばす子供がいたんですが、写真を撮り忘れました。

 

 

 

 水道屋さんの冷蔵庫に貼るマグネットの広告の山が、

 

     ↓↓↓↓↓

 

 

 読書する少年。

静かな佇まいがいいですね。

水道屋さんのマグネット広告とのギャップが凄すぎる。

 

 

 

 チロルチョコが三つに枝分かれしてるのが、

 

     ↓↓↓↓↓

 

 

 筋肉モリモリの男性。

これには笑っちゃいました。結構好きです。

 

 

 

 レゴブロックの出来損ないと思いきや、

 

     ↓↓↓↓↓

 

 

 ルビンの壺。

横顔が向き合ってます。

 

 

 

 パンの袋を閉じるプラスティックの挟むやつが集まると、

 

     ↓↓↓↓↓

 

 

 なんと、ミレーの晩鐘。

これには息を飲みました。想像もつかなかった。

 

 

 

 同じ素材ですが、ピントが甘くてごめんなさい。

 

     ↓↓↓↓↓

 

 

 驚愕のドラクロア。民衆を導く自由の女神。

かっこいいですね。

 

 

 

 どうも、この素材は名画シリーズかなと思っていたら、

 

     ↓↓↓↓↓

 

 

 やっぱり、今度はモネの日傘の女ですかね。

 

 

 

 次の名画は何かなとスイッチを入れると、

 

     ↓↓↓↓↓

 

 

 またルビンの壺だ。

さっきのレゴとは素材も形も全然違うのに影はほぼ同じ。

 

 ね、自分で電気を点けるとこんな影が現れるんですよ。

ワクワクすると思いません?

 

 素材を低い角度から眺めてもどうしてこんな影になるのか不思議です。さとーさんも奥行きを使って重ねたりして、なるべく見てもわからないようにわざと作っていると仰ってました。

 

 実際に光を当てながら作っていくそうで、気の遠くなるような繊細な作業なんでしょうね。

 

 天体望遠鏡で星を見つけるとき、手元で1mmズレると星は視野から外れてしまいます。多分手前の素材がほんの少しずれただけで向こうの影は大きく変わるんじゃないかと思います。

 

 考えただけでも大変そうですが、こういう身近な素材でできるなら、自分でもやってみたくなりました。

 

 さとーさんに二方向からの光線で違う形を作ってくださいとお願いしたところ、よく言われるけど非常に難易度が高いとのこと。

 

 一次元プラスされるんですから、多分、難しさは二倍というより二乗になるんでしょうね。セスナを操縦した後に自動車の運転がものすごく簡単に思えるのと一緒かも。

 

 わたしとしては、一方向から見たら男性で、別方向から光を当てると女性というのを作って欲しかったんですが、難しい場合は、本体は男性だけど光を当てると女性の影が現れるというのはどうですかね。

 

 むしろ、それのほうがわたしの実態に近いかもしれない。って、わたしだけのためのおねだりしてどうする。それなら自分で作っちゃえ。← この姿勢はさとーさんから学びました。

 

 

 もうひとつ、わたしにとって嬉しいことがありました。

さとーさんと直接お話ができたことも嬉しかったんですが、わたしが男性と気付かなかったそうです。4~50歳ほどの女性と思ったそうで、メチャクチャ若く見られて、お世辞半分でも嬉しいです。

 

 コロナ禍で、わたしにとっては久し振りの家族以外の人との会話でしたが、マスクをしていたとはいえ、女性と思って頂けていたのは嬉しい限りです。

 

 マスクを取って、さとーさんに負けないほどの美人なのをお見せできなかったのが心残りです。・・・嬉しさのあまり、ちょっと調子に乗り過ぎてしまいました。

 

 そんなこともあって、外は雨が降っていましたが、わたしの気分は快晴です。

 

(さとーさん、写真付き紹介記事掲載とブログリンクを快諾頂き、ありがとうございました。)