山本直史です。

 

昨日は僕も携わっているプロジェクトに関係する方々が集まり、プロジェクトの方向性が大きく動いた瞬間だった。

 

昨日の事例を例えて言えば、利害関係者が多くいるプロジェクトの場合、部分最適ばかりを目指すと全体最適にはならなくなるという事例のような気がしています。

 

そもそもそのプロジェクトは何を実現しようとしているのかという事を前提とした上で、プロジェクト全体を俯瞰して捉えると、ほとんどの方が「確かにその方が良いね」という感想を持つようなことであっても、プロジェクトそのものが「部分最適」を前提として動いていると、なかなか俯瞰した視点を持ちにくくなるようです。

 

そのような時こそ、直接的な利害関係者でない人や、高い視野から物事を俯瞰できる人、そしてその全体最適の価値や「ビッグピクチャー」をそれぞれの方に伝える力のある人の存在が必要になると思います。

 

このプロジェクトはこれから先2年程度はかかりますが、昨日の会議において大きな方向性が固まったので、これからますます楽しみになるプロジェクトになる予感がします。

 

それにしても、誰にとっても良くなる「決断」で全員が合意出来たことも嬉しいですし、自然とそのその「解」につながって行ったことも本当に嬉しく思います。