千葉市議会議員+千葉から日本を元気にする
山本直史です。

久しぶりに友人とプライベートな旅をした。
旅と言ってもどちらかと言えば視察に近かったのだが、場所は沖縄だ。

その友人とは大手デベロッパーに務めている政策学校〝一新塾”の同期で,

彼とは僕が千葉市議会議員になりたての1期目の新人の時に入塾したことが
ご縁だったのだが、昔から彼とはとはウマが合う。

一新塾時代の10年前には北海道夕張市が財政破綻をした夕張市へ何度も足を運び、自治体と言えども財政破綻を起こすとどのような状況になるのかを知るために一緒に学んだ仲だ。

それから10年の歳月が経ち、民間人の彼も、市議会議員の僕もそれぞれの立場からこの変化の大きい日本社会の中でそれぞれの活動をして来た。


この10年で何が起きたか・・・

ざっくりと思い起こすだけでも、この10年間にはいろいろなことがあった。

 

2007年:夕張市の財政破綻(2007年)

2008年:リーマンショック(2008年)

2011年:東日本大震災(2011年)

 

政治の世界では政権交代が2回起きた。

 

2009年:民衆党政権

2012年:自公連立政権

 

それ以外にも

2013年:2020年オリンピック・パラリンピックの日本での開催決定

 

その一方で

2014年:「2040年までに896の自治体が消滅する」と予測した日本創生会議(増田寛也座長)が人口減少がもたらす未来へのシミュレーション発表

 

そして現在はアベノミクスとインバウンドと呼ばれる外国人旅行者の増加が続いているがその足元では人手不足が顕在化している。

 

今の日本は明らかに10年前の状況とは異なっている。


普段通り生活をして、特に社会の動きに意識を向けることなく、ただ何気なく日常を過ごしていると、それはそれで目の前のことが忙しいこともあるため、今の日本や世界で起きている小さな変化に気づくことが難しいものだ。

今回の旅ではお互いに偶然にもこの10年を振り返る機会となり、いろいろなことを
語り合うことで見えてくるものもある。

お互いの仕事や立場は異なっていても、熱く語り合い、お互いから刺激を得られ、学び合える友人の存在はとても大きいなと。

また、いわゆるツアー旅行ではない沖縄の旅は、沖縄ならではのゆっくりとした時間の流れの中で、あまり観光客の行かない場所に立ち寄ることで新しい魅力の発見もあった。

そして、今度は家族や両親とも一緒に来たいな・・・と素直に思える旅でもあった。