千葉市議会議員+千葉から日本を元気にする
山本直史です。

本日の午前中、舛添都知事が都議会議長あてに辞表を提出した
ため21日付で辞職することが決まった。

自らの政治資金の公私混同疑惑により大問題に発展し、都政の
停滞を招いていた問題は、結果的に都議会が「不信任決議案」を
提出する前に、舛添都知事が自ら辞職することで幕引きが図られた。

ひょっとすると「不信任決議案」可決後に、今度は都知事側が、
まさかの「都議会解散」に踏み切る可能性もゼロではなかったが、
ある意味落ち着くところに落ち着いた印象だ。

これで、本人が切望していた、夏に開催される「リオオリンピック」
には都知事としての立場では行けなくなったわけだ。

選挙日程次第で新しい知事が出席するのか、代理で副知事が出席
するのかはわからないが、このことで大きな問題になるとはまったく
無いはずだ。

問題は後任の知事が誰になるかだろう。

石原都知事は国政に出馬するために「辞職」し、その後任の
猪瀬都知事は徳洲会からの5000万円事件で「辞職」した。

そして今回舛添都知事も政治資金も公私混同疑惑などので
「辞職」することになったので、東京都のリーダーはこれで3人
続けて任期途中で辞職することになった。

東京都知事は東京都のリーダーであることは間違いないが、
それ以上に日本の首都であり、世界でも有数の都市である
ことは間違いない。

是非とも次に都知事になられる方には、4年の任期を全うして
欲しいし、これまで停滞していた都政を前に進めていただきたい。

また各政党による候補者の人選についても人格識見共に優れて
いる方で、単に知名度が高く人気があるという理由だけでなく、
責任を持って都政運営ができる方を推薦していただきたいと願う。

詳しい選挙日程はわからないが、都知事選が参院選と同日選挙に
ならなければ、東京都の有権者は参議院選挙が終わった直後から
東京都知事選挙を迎えることになる。

東京都の新しいリーダーが誰になるのか、今後も注目して行きたい。