千葉市議会議員+千葉から日本を元気にする
山本直史です。

本当に嬉しい!!
それは、以前に議会で質問した項目が千葉市の
施策として一つずつ実現しているからだ。

今日はその事をしっかりとお伝えしたい。

僕は議会においては提案型の質問を続けているが
東日本大震災による福島第一原発の事故により
日本のエネルギー政策において「原発」の是非が
参院選においても争点となっている。

そのような中で、僕は具体的に千葉市において
再生エネルギーの導入を積極的に進めるべきという
観点から
千葉市内の有休地や、公共施設の屋上、
千葉都市モノレールのレールなどの有効スペースを
活用して太陽光発電による再生可能エネルギーの
普及を提案していた。
(平成24年9月28日第3回定例会)

さすがにモノレールのレールに設置する将来的な
メンテナンスや設計荷重の関係で現時点ではなかなか
実現出来ないが、千葉市は再生可能エネルギーの
さらなる導入のために市内小中学校の屋上を活用した
太陽光発電事業を行う事業者を募集することになった。

対象の学校は23校で54棟で42,000㎡で、
今後事業者選定を経て太陽光パネルが学校の
屋上に設置され来年3月から発電開始となる。

ちなみに稲毛区における対象校は、
園生小学校、宮野木小学校、山王小学校、
千草台小学校、千草台中学校、
そして稲毛中学校となっている。

千葉市は屋根を発電事業者に貸すだけなので、
市から新たな支出はない。

事業者は固定価格買い取り制度により発電し、
千葉市は事業者から年間で約115万円の
使用料が得られ、
固定資産税収入も見込める。

また災害時における電源確保という面や、
児童に対しては
身近な自然エネルギーとして
環境教育へとつながる利点もある。

今ある施設を「有効活用する」という視点に立つことで
新しいアイデアが生まれる事例とも言える。

千葉市の中で、地域の中で、身近なところから
持続可能な社会が実現するように積極的に
進めて行きたい。


今朝の読売新聞朝刊に記事が掲載されています。


千葉日報朝刊にも「学校屋上で太陽光発電」の記事が。