千葉市議会議員+千葉から日本を元気にする
山本直史です。

時事通信は12月7日(金)~9日(日)の三日間で
総選挙情勢に関する世論調査を行った。

コンピュータで無作為に発生させた電話番号にかける
手法で2500人の有権者から回答を得た結果をもとに、
さらに政党の幹部に対する取材を行った上での結果と
伝えている。

報道各社の世論調査は選挙情勢を知る上で
一定の信頼性がある。

見出しは「自民、絶対安定多数の勢い 民主激減100議席割れも」
と打たれている。

おそらく前回の世論調査よりもさらに自民党が優位に
選挙戦を戦っている結果が反映されているようだ。

確かに選挙戦に入る前の大方の予想も自民優位で
民主劣勢であることは間違い無かったが、
一方であれだけ盛り上がった第三極が結果的には
伸びていない。

時事通信は「日本未来の党や日本維新の会など
『第三極』陣営は広がりを欠いている。」と伝えている。

この千葉1区もそうだが、「広がりを欠いている」のは
政策の違いがわかりにくいのに加え、「第三極同士」が
戦っている構図が結果的に自民党を優位にしているとも
考えられる。

このパターンになると小選挙区制の特徴でもある第一党に
レバレッジの効く可能性が高い。

ちなみに過去二回の総選挙は
2005年9月11日総選挙 小泉郵政解散で自民党圧勝(296議席)
2009年8月30日総選挙 民主党圧勝で政権交代(308議席)
となっている。

今の選挙情勢がそのまま進めば結果的にまた
自民党政権が誕生することになる。

2005年自民→2009年民主
そして今回予想では「自民」。

個人的感覚としては、
そこまで自民党に信任を与えるほどの圧勝で良いの??
という想いもあるが、それらを含めて、
全ては有権者の意思であることは間違い無い。