こんにちは。

「ITコンシェルジュ」こと、

UTソリューションズ 吉川です。

 

昨日は、「メタバース」について知っておくべき5つのことの内、2つをお話ししました。

本日は残りの3つを解説します。

 

3.メタバースはどのような世界になるのか

 ヘッドセットを必要とするようなリッチな「メタバース」が想定しているのは、没入感のある360度のデジタル世界だ。

 

ユーザーは自分でデザインしたアバターを持ち、デジタル資産を所有する。所有権はブロックチェーンに記録されることになるだろう。

 

デジタル世界に土地を購入し、バーチャルな家を建て、友人(友人のアバター)を招いてもてなすことも可能になるかもしれない。

 

 これを絵空事だ、ばかげていると思う人もいるかもしれないが、デジタル世界の土地を買って一儲けしようという動きはすでに始まっている。

カナダの投資会社Token.comは250万ドル近くを投じて、「ジオシティーズ」やSecond Lifeの流れを汲む3Dプラットフォーム「Decentraland」の仮想資産を手に入れた。

 

Decentralandでは、資産の売買はイーサリアムのブロックチェーンの利用を介して行われる。

 不動産よりも体験を求める人もいる。

 

例えば「Roblox」や「フォートナイト」では、メタバースの簡易版と言えるような体験ができる。これらのゲームはザッカーバーグ氏(Meta社CEO)が描くメタバースほどの没入感はないが、未来を垣間見る機会を与えてくれる。

 

 人々がインターネット上で行っている活動はすべて、メタバースでも実現する可能性がある。

ちょっとしたゲーム、Zoomを利用したテレプレゼンス、刺激的なVRやAR、いくつものソーシャルメディア。

 

これらを組み合わせて、楽しさや便利さを実現しようとする試みがあちこちで展開されることになるだろう。

 

4.メタバースにアクセスするために必要な装備は何か

 この質問への答えは、どのメタバースを利用するかによる。

Metaは同社のVRヘッドセット「Meta Quest 2」の売り込みに余念がない。

このヘッドセットは300ドル(約3万9000円:@130円)するが、オールインワン型なので別途PCやゲーム機を用意する必要はない。

 

VRヘッドセットはソニーやPanasonicでも手に入るようになる。いずれスマートフォンと連動するようになるだろう。

<提供:Scott Stein/CNET>

 

 この他、MicrosoftやMagic Leapが製造するARヘッドセットもある。

ARヘッドセットは、現実世界にデジタル情報を重ねて表示するもので、比較的高額だ。

 

 

5.メタバースはどこから来たのか

 「メタバース」という言葉が最初に使われたのは、1992年にニール・スティーヴンスンが発表した小説「スノウ・クラッシュ」の中だ。

主人公のピザ配達員は、仮想ファンタジー世界に入り浸っている。

 

2011年には、オアシスという名のメタバースに人々が集う世界を描いたアーネスト・クラインの小説「ゲームウォーズ」が発表された。

 

「フォートナイト」は国際的な音楽ショー「Soundwave Series」も開催しており、エジプトやマリ、日本からもミュージシャンが参加している。

 

 

「Minecraft」「Roblox」「フォートナイト」などのゲームもメタバースと呼ばれる。

この3つのゲームの共通点は、プレイヤーが世界を創造できることだ。これはメタバースという概念の肝でもある。

 

 コロナ危機が始まって2年、私たちは「バーチャル」の再定義を求められている。

未来を見通せる人はいないが、仮想空間に大勢の人が集まることの意味を捉え直す試みは着々と進んでおり、この新たな市場の最初の覇者となるための競争が世界中で繰り広げられている。

 

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

https://japan.cnet.com/article/35182844/2/

朝日インタラクティブ社サイトより参考にしました。

 

※は吉川コメントです。

 

コロナ禍において、我々は大きく行動変容を余儀なくされてきました。弊社は、システム開発事業を行っっていることもあり、メタバースというITはワクワク感でいっぱいです。

 

あと数年後は、「メタバースOffice」ができ、実通勤の人と、「メタバースOffice」へ通勤する(実際は自宅)という企業が現れているはずです。それは弊社かもしれません。

 

私がメタバース社会が到来した時やりたいことが2つあります。

➀VRゴーグルをつけて、メタバース内で世界旅行をしたいです。

ウユニ湖では、満天の星空と地表の深さ数cmの湖がシンクロしている景色が目の前に広がっています。

 

②音楽のLIVEを見に行きたいです。私の好きな「Official髭男dism」のLIVEでは、藤原聡君が目の前で熱唱していて、ならちゃんはサックスを吹きながらステージを闊歩している。後ろの方では、ヌマショー氏が派手にパーカッションをたたいてる。そんなことが実現したら最高です。

 

 

 

今日も最後までお読みいただきまして

ありがとうございました。