こんにちは。
「ITコンシェルジュ」こと、
UTソリューションズ 吉川です。

 

日本競馬会において「天才」と称される

武豊騎手。

今日は武騎手のことをご紹介します。

 

デビューから数多くの記録を塗り替え、

2018年9月29日には、メイショウカズヒメに

騎乗し、人未踏のJRA(日本中央競馬会)

通算4.000勝を達成しました。

 

 

誰よりも結果にこだわり勝利を追求し、

誰よりもファンを大事にする

その不断の努力で何頭ものスターホース

が誕生しています。

 

それほどの彼にもスランプの経験があります。

2010年3月のあるレースで、馬が転倒。


そのはずみで武騎手も落馬してしまいました。

鎖骨や腰痛を骨折し、全治半年と診断

されたのです。

 

同年8月に復帰するも、なかなか以前 

のようには勝てなくなってしまいました。


この年は、69勝、翌2011年は64勝、

2012年には過去最低の56勝でした。


その時43歳という年齢の衰えを指摘

する声もありました。

 

だが、この人はこれで終わりませんでした。

2013年春、史上初のダービー5勝、

秋にはG1通算100勝という偉業

達成したのです。

 

「ケガをしても<もう競馬はイヤだ>

なんてまったく思わない。


成績のことでいろいろ言われても、

雑音を消す方法はたった一つ、

レースで勝つしかない」と。

 

1990年12月の有馬記念での

エピソードがあります。

オグリキャップの引退レースです。


最近のオグリキャップはとても

精彩がありませんでした。

 

レース直前、

「しっかりせえ、お前、自分を

誰だと思っているんだ。

オグリキャップやで!

みんなお前を見に来ているんだ」

 

このレース、オグリキャップは

先頭でゴールを駆け抜け、


17万人を超える中山競馬場では

「オグリコール」が起き、

「奇跡のラストラン」 

として伝えられています。

 

武騎手の勝利の方程式とは・・・?

「ドックで馬にまたがってから

ゴールするまで、100回以上の選択

を繰り返す」

と語っています。

 

ではどうやって連続したレース中に

勝つための選択ができるか。


「レースは迷っているヒマ

などなく動いてる。


だから、

第1コーナーでは第2コーナーのこと、

第3コーナーでは直線のことなど、

いつも少しだけ先のことを考えて乗っている

 

これは我々ビジネスマンにも言えることではないでしょうか?

 

よく聞くのが、

・日々の業務に追われ、ついつい計画のことを忘れてしまう。

 

・計画作成した時は、四半期ごとに

PDCAの時間をとって、計画の進捗を

チェックする。と決めながら、気が付いたら

今期も後半に入っていた。

 

・従業員が子供が熱出してしまったので

お休みさせてくださいとの電話。

急遽自分が現場にはいらないとお客様に迷惑をかけてしまう。

 

なかなか、少し先のことを考えている

ヒマ、時間がとれない社長が多いのではないでしょうか?

 

武騎手は2019年3月に50歳になりました。

自分自身に対してもストイックですね。

 

「競馬は結果を競っているのであって、

努力を競っているのではありません。

 

どんなに経験を積み重ねても正解はその都度違う。

ただ、選択肢の中に、正解が含まれている確率は

経験によって高まると思います」

 

2018年に4000勝を達成した武豊騎手はさらに、

10年、15年先を見据えた目標を公言しています。

 

「還暦まで騎手を続け、

その先の第100回日本ダービーに騎手として出る」と。

 

この記事を読んでいて、何か自分と違うことは

ないか考えてみました。

 

武騎手は、レース中の

1秒1秒の時間の中で、

明確なイメージが描けてる。

それゆえ勝てる選択ができているのではないか。

 

さらに、10年先のことは目標でもあるし、

夢でもあるし。

それが映画をみることのように

描けているのではないか。

 

何かはっきりとは言えませんが、

 

少し先のことを考え、「イメージを描く」ということを、

日々の業務ごとに心掛け、

やがて癖にしていく。

 

これを繰り返していくうちに、

自分にも、5年先、10年先のビジョンが

映画のように描けるのではないか。

そんなことを感じました。

 

さあ~、それを明日からさっそくやってみよう!

 

 

 

 

今日も最後までお読みいただきまして

ありがとうございました。