「体育実技、全く逃げではありませんよ」 | 福岡の団塊ジュニア世代進路アドバイザー特定社労士・山本幸司のブログ

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生粋の福岡県人である「特定社労士」こと特定社会保険労務士によるブログです。

皆さん、私は福岡市博多区の福岡県立博多青松(せいしょう)高校・通信制課程に在籍する齢50の「勤労高校生」です。


福岡県下の公立高校では初の単位制高校として1997(平成9)年度に開校した青松高校は定時制課程と通信制課程が設置されており、

どちらの課程も「前期」と「後期」から成る二学期制を取り入れています。


去る10月7日(土曜日)、僕が在籍する通信制課程では後期の始業式が行われ、終了後直ちに後期の授業がスタートしました。

青松高校に限らず、通信制課程では必要不可欠な面接授業「スクーリング」、


基本的に毎週土曜日と翌日曜日にかけて開講されます。


全日制・定時制・通信制、

課程は違えど文部科学省の方針によって高等学校に於ける必修科目や選択科目は何れも共通であり

通信制課程と言えども「芸術系科目」や「体育実技」の授業は存在します。

 
その中でも「体育実技」は必修科目、

いくら選択科目の成績が優秀であっても、必修科目の単位を1つでも落とせば高等学校の卒業要件を満たしません。


実は僕、小・中学校を通して体育実技が大の苦手でした…、

というのは過去形でありまして

実際には生まれつきのハンデにより、体育実技の授業に支障があります。


その事実が解ったのは44歳の時、

本来ならば幼児期に判明されるべき事柄でした。


それ故に僕の過去は「誤解されまくりの人生」、

特に小・中学校時代は体育実技の授業が存在する関係上、顕著に現れていました…。




後期に於けるスクーリングの初日、つまり、10月7日(土曜日)のスクーリングは体育実技で幕を開けたわけですが、正直凹みました…。

何故ならば周りの生徒さんの技術が前期のスクーリングと比較して遥かに上達していたから、

中でも特に支障がある「球技」に関しましては…、ですね。



僕はその現実に落ち込んでしまい、保健室にて養護担当の先生に悩みを打ち明けます。

するとその先生曰く

「球技だけが体育実技ではありませんよ。

ラジオ体操やストレッチも立派な体育実技ですよ」


何だか救われた気分になりました。


青松高校・通信制に於ける体育実技のスクーリングは毎回ラジオ体操→ストレッチ→球技、の順で進んでいきますが、中でもストレッチを重要視しています。

理由は「球技中の事故防止」、

その他、体育実技のスクーリングでは同じ理由により腕時計およびピアスの着用が禁じられています。


僕は今年の4月に青松高校・通信制課程へ入学した際に1つの目標を立てました。

「学校生活を熱いものにしたい」

それは同時に「体育実技から逃げないように努力をする」という意味も込められていましたが、保健室ではその件に関しても相談したところ、

「球技を控えることは全く逃げではありませんよ。

ラジオ体操とストレッチを精一杯頑張ればそれで十分ですよ。

第一、あなたの場合は医師からの診断書をキチンと提出しているわけですから」


その後は1時間ほど保健室のベッドにて横になり、学食を口にして再びスクーリングに出席しました。


やがてこの日のスクーリングが終了、

僕は4月の入学時よりコツコツと貯めていたペットボトルのキャップを


学校に寄付しました。



このペットボトルキャップ回収運動、

15年以上前から通信制課程の生徒会が中心となって実施されており、僕も積極的に参加しています。


そして本日10月22日(日曜日)、青松高校・通信制課程では


ドーム状の体育館にて


一大イベントである「大運動会」が開催されました。


新型コロナウイルス禍の影響により中止になった時期を除き、毎年10月に行われる大運動会、

詳細な内容は割愛しますが

ハンデを持つ僕でも楽しめる内容でした。



一般的な全日制高校では強制参加である運動会もしくは体育祭も青松高校・通信制課程では任意、

見学のみでも大歓迎ですが、僕は1種目だけながら参加しましたよ。


大運動会、来年も楽しみにしています!!





私は福岡県在住の「特定社労士」こと特定社会保険労務士です。


私は2012(平成24)年の11月から4年間に渡り

「合格基準が透明な社労士試験」

「受験生の努力が報われる社労士試験」

の実現を目指して日々奔走されていたtktk様の活動を誇りに思っております!!



私の事務所のホームページです。