少し前の話になりますが、今年２０２３(令和５)年の７月２８日(金曜日)、
自動車免許の更新をしました。
場所は福岡市中央区渡辺通り１丁目の『サンセルコビル』、
１９７９(昭和５４)年の３月に開業した地上１０階・地下２階建ての商業ビルです。
実は僕、所謂「ゴールド免許」でして
福岡県内に２ヶ所ある『ゴールド免許センター』にて免許更新が可能となった次第でありますが、その中の１ヶ所がサンセルコビルの地下１階に入居している
『渡辺通ゴールド免許センター』
優良運転者と７０歳以上の高齢運転者を対象とした免許更新場であり、
めでたく２回連続でゴールド免許となりましたが
サンセルコビルの『渡辺通ゴールド免許センター』にて免許を更新したのは初めてとなります。
尚、福岡県内にてもう１ヶ所となるゴールド免許センターは北九州市八幡西区の『黒崎ゴールド免許センター』、
ＪＲ九州・鹿児島本線の黒崎駅前にある再開発ビル『コムシティ』の１階に所在します。
サンセルコビルは地下１階から地上３階までが「商業ゾーン」、
その中でも１番活気があるのは地下１階の「食堂街」、
特に廉価なお弁当に人気が集まっており、
昼食時は周辺で働くビジネスパーソンの方々で賑わっています。
中には閉鎖されたテナントもチラホラ見かけるものの、
昭和時代を彷彿とさせる純喫茶も営業しており
まだまだ元気です。
免許更新のこの日はテナントの１つであり抜群に愛想が良い夫婦が切り盛りしている『拉麺帝国』本店さんにて昼食を済ませました。
６００円也のノーマルな豚骨ラーメンは濃厚な風味、しかもネギは小刻みな博多万能ネギを使っていたこともあって食べやすく
気が付いたら豚骨系のラーメンでは定番の「替え玉」を２玉もしていました。
同じ地下１階でも奥へ向かうと２４時まで営業している「お好みのれん街」、
如何にも昭和レトロな看板を一歩踏み入れると
居酒屋やスナックが林立していましたが、まだ昼間ということもあって殆どの店舗は営業時間前、
残念ながら「お好みのれん街」も空きテナントがチラホラありました。
１階からは一般的な商業ゾーン、
昔はさぞかし賑やかだったのでしょう、
無人化された受付カウンターに
１９８０年代へタイムスリップした様な赤い洋風な公衆電話台も残っていました。
２階そして
３階へ昇る毎に
空きテナントが目立つようになり、４階に至ってはオフィスフロアと化してぃした…。
その４階には中庭があり
隣接する『ホテルニューオータニ博多』がドンと現れます。
サンセルコ、ホテルニューオータニ、そして福岡市最大規模の道路である「渡辺通り」を挟んで「九電」九州電力の本部がある『電気ビル』、
渡辺通り、日赤通り、住吉通りに城南線という４つの「通り」が見下ろせるサンセルコビルの中庭には
黒いガラス張りの建物が迫っています…、
というよりれっきとしたサンセルコ、
かつては日本テレビ系列の「ＦＢＳ福岡放送」が入居していました。
現在も残るアンテナタワーが放送局だった証拠、
かつて福岡を訪れた著名人がＦＢＳを訪問した際はホテルニューオータニにて疲れを取ったことでしょう。
そのＦＢＳも２００５(平成１７)年の２月に前述した「４つの通り」が交わる「渡辺通り１丁目」交差点から日赤通りを南へ進んだ
(福岡市)中央区清川１丁目に移転しました。
１９６９(昭和４４)年４月、福岡市博多区にてテレビ放送を開始して以来、サンセルコビル、そして日赤通りの現在地へ…、
半世紀以上に渡り多くの優秀な人材を世に送り出したＦＢＳ福岡放送でありますが
中でも一番の知名度を誇るのはアナウンサー出身で今は立憲民主党所属の国会議員である
「古賀之士(こが・ゆきひと)」参議院議員
現役アナ時代は「夕方の顔」として放送エリアの老若男女皆んなに愛され、２０１６(平成２８)年７月の参議院選挙で初出馬かつ初当選、
現在は連続２期目です。
そのＦＢＳをサンセルコ方面へ戻る途中にもう１ヶ所「放送局」が存在します。
「ＦＭ福岡」、
１９７０(昭和４５)年の７月、国内４局目となる民放ＦＭラジオ局として渡辺通りの電気ビルで開局し、２００８(平成２０)年の１１月に現在地へ移転、
日赤通りの「清川１丁目」には２つの放送局が存在することとなりました。
サンセルコビルと電気ビルから放送局が撤退して１５年以上の月日が経ちますが
令和の今日もお互い元気に頑張っています。
私は福岡県在住の「特定社労士」こと特定社会保険労務士です。
私は２０１２(平成２４)年の１１月から４年間に渡り
「合格基準が透明な社労士試験」
「受験生の努力が報われる社労士試験」
の実現を目指して日々奔走されていたtktk様の活動を誇りに思っております！！
