■二年分の懇親会費支給なし!
山紀会には、元々みつぎ会という職員会があり、法人から懇親会費の半分を支給をしていました。しかし、法人は、みつぎ会解散時に、懇親会費支給廃止しようとしていましたが、組合との協議の結果、懇親会費は支給すると確約し、確認書を作成しました。
しかし、ここに来て、法人は、
コロナを理由に二年分の懇親会費の支給を行わないと、一方的に決定事項を流してきました。これは、組合との協議事項のため、すぐに申し入れを行いました!
■冬の一時金アップを!
今のままの一時金査定額や査定基準では、何年経っても上がりません!また、経営状態を見ても利益は十分出ているし、コロナ対応を必死に行ってきた職員への慰労も兼ねて、賃上げすべきです!
次回団交は、11月22日です!
以下、団交申入書
団交申入書
組合は、貴法人に対して、2021年11月22日団交の場で以下の内容について協議することを要求致します。
1、一時金について
2021年11月1日、貴法人から組合に対して、法人内の財務資料を頂きました。法人全体の財務資料を見る限り大きな利益を得ていることがわかりました。今年度も昨年度同様に、医療・介護現場は、コロナ対策によって、いつも以上の業務負担がありました。組合は、貴法人に対して、コロナ対策への慰労も含めて、今年度冬の一時金アップを以下、要求致します。
(1)全職員(パート含め)に対して、一万円アップすること
(2)ABCD評価のうち、Bを一万円とし、Cを五千円とすること
2、財務資料及び一時金交渉について
11月2日団交の場において、組合は、貴法人の交渉員全員に対して、貴法人が開示した財務資料について説明を求めましたが、交渉員全員が説明できない、わからないとのことでした。さらには、A氏は、財務資料を「自分らで読み取って欲しい」と発言しています。この発言は、過去の府労委においても不誠実団交であったと認定された発言と同様です。
また、同団交の場において、貴法人交渉員は査定額が「いつ決まるのかわからない」、「決定の場にいない」ということが明らかになりました。そのような交渉員では、団交が成立するわけがありません。上記2点は、明らかな不誠実団交であり、貴法人は府労委命令を守っているとは到底言えません。組合は強く抗議するとともに、以下を要求致します。
(1)11月22日団交の場には、財務資料が説明できる経理部責任者の出席を求めます。
(2)団交の場に査定額等を決定している理事の出席を求めます。
3、すてーしょん寮について
2021年11月1日の団交の場で、すてーしょん寮の寮生が清掃するようになっているから清掃業者導入をまだ決定していない、としています。しかし、4階から5階の階段やトイレ、廊下は清掃が十分にできていないし、ゴミも出しっぱなし、食堂においては、食べっぱなしは以前と変わりません。また、寮生が寮内でマスクをしていることはない為、すてーしょん職員との共同利用はできません。共同場所について、協議すると約束していたのにも関わらず、貴法人は空き部屋を貸さないの一点で確認書を守っていません。
また、貴法人は、すてーしょん寮は福利厚生施設だとしています。そうであるならば、貴法人が清掃なども責任を持つべきです。以上から以下を要求致します。
(1)すてーしょん寮に清掃業者を入れること。費用は法人負担とすること。
(2)技能実習生要項を守るためにも、寮生は、一人一部屋とすること。
(3)すてーしょん職員の感染予防のためにも、5階空き部屋を食事・休憩スペースとすること
4、懇親会費について
2021年11月2日付、本部総務部からの事務事項によると、懇親会費について、「2019年度分の懇親会費未使用分、2020年度分の積み残し分をなしとする」としています。これは組合との事前協議事項であり、かつて、懇親会費については組合と貴法人の間で確認書も作成しています。これらは、事前協議約款違反です。
また、11月2日団交の場で、貴法人交渉団は、懇親会費について一切言及しませんでした。これもまた不誠実団交です。
(1)懇親会費支給停止を撤回すること
(2)懇親会費について次回団交の場で協議すること
(3)懇親会費を使えない部分は、金銭として職員へ支給すること
以上