明日、8月19日(木)15:00から、大阪地裁808号法廷にて、山紀会損賠事件、第8回口頭弁論です。ご支援よろしくお願い致します!!




◼️なぜ訴えられたのか?

そもそものことの発端は、コロナ感染拡大の中、医療と介護現場で労使が協力してコロナ対策を行うために、長年続く労使紛争の一旦休戦を組合が求めましたが、法人は拒否をしました。


 そこで、組合はやむにやまれず、医師会などに仲裁を求める要請行動を行いました。しかし、法人は要請文の内容が名誉毀損だとして損害賠償訴訟を組合員3名に対して起こました。


◼️法人の主張


法人は、準備書面で


「組合は全体の中で少数であり、組合と協調せずとも労使一体のコロナ対策は実現できる。」


組合の主張をコロナ差別だと感じる者もおり、組合との協調はむしろコロナ対策を拒む障害であるとさえ言える。本件組合との協議は新型コロナ対策には全く寄与しないものである。」


などと信じられない主張をしています。


 この損賠事件については、現在、大阪府労委にて組合活動に対する支配介入として救済申立しており、現在、審問を行っています(他にも3件申立があり調査及び審問中)。


 まず、8月5日、組合活動に対する損賠訴訟が支配介入に当たるか否かを問う事件の、会社側の主尋問がありました。その際に、法人代表交渉員であるA氏が出席しました。


A氏は、尋問の中で、自身がかつて


組合運動に関わってきたこと、元組合専従であること、労組名を明かした上で、当組合活動に対して「効果は望めない。しかし、嫌がらせに特化している」


等と発言しています。


 また、同日、他事件のA氏への反対尋問が行われ、その中で、組合との協議はコロナ対策に寄与しない」との見解を維持している」と発言しています。


本当に、組合敵視をあらわにした発言です。また、法人は、A氏のみに発言させ、理事や経営責任者は一切出てきていません。


■負けられない!

 私たち山紀会支部は、医療や介護に従事する職員です。今回の損賠訴訟は、コロナ渦で利用者さんや患者さんの生命や生活をなんとか守るために、やむなく起こした行動に対してです。無責任な名誉よりも生命が第一です。また、法人は、組合との協議もせずに、大きなクラスターを発生させ、多くの患者さんが亡くなりました。


私たちは、この訴訟に全体に負けるわけにはいきません。正当な組合活動への損賠請求は絶対にさせたくありません。どうぞ、引き続きご支援よろしくお願い致します!