行ってきました竹橋東京国立近代美術館。

まずは写真は歴代の話題の写真家の作品がずらり。

21世紀は映像の時代になってしまったから、当時写真というのはやたらお金がかかる表現ツ-ルで、一枚に入魂する集中力と決意は半端ではなく怖いくらい。写真として完成度の高さと強烈なIMPRESSION。平良孝七さんの少女の写真を見ながら、昔は本当の芸術家がいたなあと昔を思い出してました。
石川真生さんの仲田幸子さんの写真や、出た!岡本太郎!などなど。
絵画では、最近のメディアア-トとでも言うのでしょうか、「ア-サ女」。
こういうア-トはちゃんと爆笑してあげないと。

明るい時代に生まれ育った私たちの世代の、つきぬけた明るさと、かんかん照りの海でア-サ(あおさのり)まみれになって泳ぐ映像と、海中の映像と、泳者の呼吸音のみ。
最初は隣の部屋から激しい息使いが聞こえるので、いやらしい感じで恥ずかしかったのですが、部屋に入ったら、泳いでる映像が!
それは息づかいもあらいわね(ゲラゲラ)

あと、宮城明さん。インダクトリアルア-トとでもいうのでしょうか。沖縄と全く関係のないアブストラクト。すごいなあ、おっちゃん(あだな)。感無量でした。今度沖縄帰ったら、おっちゃんのアトリエ!!襲撃しよ。

沖縄では今、サルバド-ル・ダリが沖縄海洋博に寄せてかいたダリの沖縄画を購入しようという運動が起きていて、沖縄の人は不況でも大切だと思ったら、不況は関係ない!ところがあるから初志貫徹して署名や募金を集めて購入してしまうのではないかと予想してますが、沖縄プリズムも、こんなに沖縄を題材に絵を書いた歴代の画家の多さに心が躍りました。
四階に上がり、皇居を見下ろす絶景の休憩室に感動。ここの夜景はたしかに美しいかもしれない。
一般展示コ-ナはお歴々の画家の作品が、「あ!麗子像だ!」とか、横山大観の沖縄絵とかレアものが続々。
当日の竹橋見学会参加は、Mayahさん、ヤスケンさん、山川でした。