来月の7/22日曜日、私の超地元の、久良岐能舞台主催公演にて、新作コラボ作品に挑みます!

昨日は、パフォーミングアーティストの森弘一郎さん、ヴォイスアーティストのおおたか静流さん、マジシャンの雷人さんと、初の打ち合わせ。

毎回思うのですが、他ジャンルの方々と作品を創り上げていく時に、『いかに固定概念を打破するか』ということと、『いかに能の持つポテンシャルを活かすか』という狭間に立たされます。
古典の能を勤める時とは、全く違う脳ミソを使います。

今回、森さんが全体の監修も手掛けられて、「浦島太郎のその後の話」、『サキの國』
という作品を、全くオリジナルで創作することになりました。

昨日は色々な話をしましたが、森さんと少しだけ、舞台で合わせをしました。
身体表現をされるアーティストと、ここまでガッツリと向かい合うのは、何時以来かなと。
とても刺激的です。

そして、写真は、森さんが、私の顔にアルミホイルを付けているところです(笑)。
息が詰まって、とても苦しかったのです(笑)。

こういう場面がある訳ではありません(笑)。
これは一体、何をしているのかは、内緒です(笑)。

来月に続いていくリハーサルまでに、私自身も、宿題を煮詰めなくては!

お蔭様にて、チケットも、今の時点でも相当売れているそうですから、このままですと、相当早い段階での『完売御礼』も有り得ます。
なので、ご覧になることを検討されている方は、一刻も早くお申込みをされることをお勧め致します!

愉しみになってきました!

来月も色々と目白押しですが、頑張ります!

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久良岐能舞台 特別公演

「サキの國」

平成30年 7月 22日(日)
13:30開場 14:00開演

物語は「浦島太郎」のその後はどうなったんだろう?をモチーフに玉手箱から煙が出てお爺さんになったところから始まります。
その世界は不思議な神々の世界….お爺さんになって驚き、さ迷い続ける浦島太郎に、色んな色(声)を持った彩女が近づきます。
その周りには音楽の神様、流人たち…でも、なかなかコミュニケーションができません!なんでだろう?亀を助けたのが良かったのか? 悪かったのか?そう考えながら今その瞬間に起こることを必死に考え、感じ取り先へ繋いでいきます。途中、過去と現在を自由に行き来 できる無の存在(能楽師)が現れます。
コミュニケーションの大切さ・瞬間瞬間の判断を物語にした内容です。
セリフはありません!音楽とパフォーマンスで構成されます。途中、マジッシャン雷人(ライト)氏の協力も加わって物語が展開していきます。 浦島太郎の目指す「サキの國」はどんなところだろう? お楽しみです!
4月 KURAKI のメンバーに NY 在住の作曲&ベーシストの「四戸」を加えた音楽ユニットと、デンマーク王女から称賛され 高い評価を受けてデンマークを中心にヨーロッパで活躍するパフォーミングアーティストの「森 弘一郎」をフィーチャーします。
スペシャルゲストの地元在住能楽師、金春流シテ方 「山井 綱雄」とのコラボレーションは能舞台ならではの企画です。「森 弘一郎」の パフォーマンス、「山井 綱雄」の謡・仕舞、KURAKI のメンバーの自由な音による空間で久良岐能舞台に新しい風を吹かせます。
森 弘一郎、日本初の本格的パフォーマンスです。 

出演

森弘一郎/浦島太郎(パフォーミングアーティスト)
山井綱雄/無の存在(金春流シテ方能楽師)

■ K_U_R_A_K_I 音楽ユニット ■
クリストファー・ハーディ/流人(パーカッション) 
四戸弘幸/流人(作曲&ベース)
おおたか静流/彩女(シンガー&ヴォイスアーティスト) 
松尾慧/流人(横笛)
(黒子)露木昌彦 藤田靖正 石ケ森由行

全席自由/3,500円

申し込み・問合せ
久良岐能舞台/TEL.045-761-3854