4年(個別の教育支援計画より)
低刺激の構造化された環境では
指示に注目し、適切に行動を開始できる

構造化された場面では状況を理解し、
まわりの行動を参考にして適切に行動できる

構造化された場面では、衝動性を制御しようと努めている
日常場面において不注意で起こる課題は軽減してきたが、引き続きの働きかけを要する

5年
普段の生活の中では、状況判断や他社の意図については、解説が必要なこともある

対処方法などは直前に提示、事後に確認が必要

衝動的に不適切な行動は減ってきており、言葉で意思を伝えようと意識、努力も見られる

適度な自己表現力や自己理解への支援が必要

不安なことに対して質問をし、解消しようとする様子が見られた

また自身が実践後に不安はさほど必要なかったと感じとることができた

6年
注意が逸れやすいことを自覚している
授業中に気が逸れることもあるが、自分で調整しながら、やるべきことをやり、学習を習得している
衝動性についても、学校においてはそれほど高揚することなく、落ち着いて行動をコントロールしている

相手の話す内容や言い方、表情にも注意を向けて関わることができている

目や表情でのやり取りや冗談のやり取りがでかるようになってきている

相手の気持ちをくみ取った言動ができる

心配なことがあるときや困ったときには、先生に助けを求めることができる

友だち関係においても、自分で伝えたり、自分たちで解決することにもチャレンジしている

現在小学6年で、中学校では普通学級で入学予定

診断は平成27年5月
信頼する作業療法の先生より
自閉症スペクトラム障がい
(アスペルガー障がい)の可能性