自分に厳しい眼差しを向けながら
生きていると、
自分とは違う誰かを「素敵、正しい」と高く評価し
自分の資質を「大したことない」と
低く評価してしまう
・・・ということが、起こります。
外から持ってきた物差しで
自分を測るから、
絶対に「足りないところ」は出てきてしまって
その不足分を見て、もやもやしたり、
嫌な気分になってしまいます。
「自分は、足りない」が前提だと、
フィットする仕事や働き方をつくろうとしても、
どうすれば良いかわからなかくて
モヤモヤが続きます。
思い当たる節がある人は、
一旦、その物差しを置いて、
フラットな眼差しで、自分を眺めてみませんか。
セッションでは、
フラットな目線で、
「あなたの強みは、こういうところですよ」
「こういうところが、魅力ですよ」
・・・と、フラットな目線でお伝えします。
すると、
今まで「マイナス」だと思っていた自分像が、
「なかなか、いいかもしれない」と
書き換わる。
そんなお声を、いただきます。
自分のことを、
「可もなく不可もなく、面白くない人」だと
思っていた、というEさま。
資質まるごと開花セッションで、
実は、自分の理想のあり方につながる資質を
すでに持っている、ということに、気づかれました。
こんなお便りを、いただきました。
(許可をいただいて、ご紹介しています)
=====
「私は自分のことを、特に面白いことも言えず、
明るくもなく、これといった特徴もわかりづらく、
話すのも上手くなく…
ただ穏やかに大人しくいることはできる、
話すことは苦手でも、聞くことはできる、
そういう人間だと思っていました。
特に可もなく不可もないから
人も付かず離れず…なんだろうな…と。
「圧がなく、そのままでいられる」と
おっしゃって頂いたこと。
自分では気がつかなかった、
自分のいいところを見つけて貰えたようで、
とても嬉しかったです。
またその有り様は、私の理想のひとつでもあるので、
遠くない処にいるのかなと思えたことは、
なおさら、じんわりときました。
=====
ぱあっと華やかな、目立つ資質の人もいれば、
日常に溶け込む、穏やかな空気感の人もいます。
どちらも、それぞれの個性で、
それぞれの世界観があります。
たまにおしゃれして行く
フレンチのレストランは素敵だし、
気軽に行ける近所の定食屋さんは
ありがたい存在です。
フレンチレストランタイプの人は
フレンチレストランらしく、
定食屋さんタイプの人は
定食屋さんらしく、
自分の生き方・働き方をつくって行くのが
しあわせの道です。
=====
ララマルメルマガ で配信したコラムに
加筆・転載しました。