山口なつお オフィシャルブログ「レポートブログアメーバ版」Powered by Ameba-定例記者会見 山口なつおは、2月12日午前、国会内で記者会見し、中国海軍の艦船が海上自衛隊の護衛艦などに射撃管制用レーダーを照射した問題について、「大事なことは 再発を防止していくという日中間の合意を形成していくことだ」と強調。日中防衛当局による偶発的な衝突を回避する「海上連絡メカニズム」の構築に向けて、 両国政府間の合意形成を急ぐべきだと力説した。

また、安倍晋三首相が同日の衆院予算委員会で、日中首脳会談の実現を模索する考えを示したことに関して、「首相は大局的に一貫して、そういう認識を持っていると思う。今回の問題は、むしろ首脳会談に向けて合意をつくっていく、一つのテーマになり得るものだ」と述べた。

その上で、外務省が深刻化する中国の大気汚染への対応について、日中間の協力を検討する実務者協議の開催を中国側に申し入れたことに触れ、「両国の共通利 益につながるテーマだ。戦略的互恵関係を進めるテーマについて協議を重ね、合意できるような雰囲気をつくっていく努力が必要だ」と指摘し、「その延長線上 に首脳会談も見えてくる。早期実現をめざして日中間の努力を期待したい」と強調した。