くるまの達人

くるまの達人

とか、タイトルで謳いながら、実はただの日記だったりするけど、いいですか?


テーマ:
昨日、「W124スピーカーシステム
・シリーズ3」の製作開始について

知らせしました。

試作段階で視聴していただいた方から、
さっそくお問い合わせをいただいてい
ます。その方は、「オリジナル」をベ
ースにオーディオソン製DSPを使っ
てわたしがセットアップをさせていた
だいた方で、現状でもこれがW124
で聴ける音だとは信じられないと言っ
てくださるほど感激してくださった方
でもあります。

わたしは、今回のシリーズ3を「聴い
たら最後」系の自信作だと捉えていま
すが、そのことを裏付けてくれる早々
の反応に、とても感謝するとともに、
うれしい気持ちになっています。あり
がとうございます。


さて、その方からのお問い合わせの中
に、現在使っているW124スピーカ
ーシステムを利用できるコンバージョ
ンキットとしての設定はないのか、と
いう質問がありました。

残念ながら、スピーカーと配線を接続
する端子の形状に違いがあったり、シ
リーズ3だけに加えた工夫があり、部
品だけお届けして自分で組み立ててく
ださい、という提供方法では、加工時
に問題が生じたり、わたしが想定して
いるシリーズ3の音に仕上がらなかっ
たりすることが考えられるという理由
で、コンバージョンキットの設定は考
えていません。

ただし、W124スピーカーシステム
オリジナル、またはシリーズ2をすで
にご愛用いただいている方が、シリー
ズ3に移行するためのサポートについ
ては、シリーズ3の構想段階から準備
しています。

同じクルマ用のスピーカーシステムが
何機もあっても意味がないですし、1
つひとつ手作りした既存のスピーカー
システムが音楽を奏でる機会を奪われ、
眠ってしまうことは、わたしにとって
とても寂しいことでもありますから。


現在使用中のスピーカーシステムを安
価(通常は1万円で行っていますが、
シリーズ3をお申し込みいただいた方
には5000円でお引き受けします)
でオーバーホールをいたします。オー
バーホール済みのスピーカーシステム
には、1年間の保証を付けますので、
正規のオーバーホール済品としてネッ
トオークションやW124乗りの仲間
に適価で譲って、シリーズ3へステッ
プアップする費用の一部に充ててくだ
さい。

ネットオークションでは、中古現状の
W124スピーカーシステム・オリジ
ナルが2万〜2万5000円ほど、シ
リーズ2が3万円くらいの相場で落札
されているようです。

すでにスピーカーシステムを愛用して
いただいてる皆さんは、スピーカーシ
ステムの継続を支えてくださった大切
な恩人です。そして、あの頃系メルセ
デスと音楽をこよなく愛する素晴らし
き同士でもあります。そのような皆さ
んに、究極ともいえる新しいスピーカ
ーシステム3をぜひ楽しんでいただき
たいと、心から願っている次第です。

少しお手間を掛けますが、現在愛用中
のスピーカーシステムを、価値あるセ
カンドハンド品として次のオーナーに
譲っていただく一案として、オーバー
ホールサービスを是非ご利用いただけ
ればと思います。


オーバーホールの内容について、紹介
します。

・車体から取り外したスピーカーシス
テムは、コーン紙を傷つけないように
養生してお送りください。



・まずスピーカーユニットの状態をチ
ェックします。目視でキズや経年劣化
の程度を確認した後、実際に音を出し
て歪の発生などがないことを確かめま
す。ユニット自体に問題が確認された
場合、お届けから1年以内のスピーカ
ーシステムであれば、ユニットを新品
に無償で交換します。それ以上経過し
ている場合は、オリジナル=1万円、
シリーズ2=2万円の有償交換となり
ます。有償交換の必要が確認された時
点で連絡をいたします。この段階でキ
ャンセルされた場合は、オーバーホー
ル費用は不要です。全額返金します。



・バッフルボードからスピーカーユニ
ットを外します。バッフルボードのウ
レタンフォームには、取り付けの痕が
くっきり残っています。



・バッフルボードの表面には、ダッシ
ュボードへ取り付けるためのねじ痕が
残っています。



・バッフルボードのウレタンフォーム
を除去します。



・バッフルボードは裏組みして、新た
にウレタンフォームを貼り直します。
ダッシュボードの凹凸に対応するため
のゴム足も新品に交換します。



・ねじ留めの跡がないバッフルボード
の完成です。



・スピーカーユニットに使用している
コンデンサーは、最新の仕様で使用し
ている容量、メーカーにアップデート
します。写真上は、オーバーホール作
業が完了したバッフルボードです。





・エンクロージャーへの作業では、ス
ピーカー線、スピーカー線両端の端子
を新品に交換します。同時に、内部の
フェルトの量や剥がれ、制振剤の具合
に問題があれば修理します。



・すべての端子を24金メッキ仕様で
仕上げます。写真下は、亜鉛メッキ端
子を使用していた頃のスピーカーシス
テムです。







・ねじ類は、すべて新品に交換します。
写真ではわかりにくいですが、サビが
浮き始めていることがあります。



・シリアルナンバーの表記がない頃の
スピーカーシステムには、わたしの手
元にあるデータに従ってシリアルナン
バーを書き込み、オーバーホールの日
付けと後のサポートに必要な特記事項
を記載します。





・オーバーホールで交換する部品です。



・オーバーホールが完了したスピーカ
ーシステムは、音出しのテストを行っ
た後、1年間の保証書を付けてお届け
します。保証書にはシリアルナンバー
のほか、オーバーホールの内容を管理
するための乱数を記載しますので、第
三者の手元に渡った後でも、わたし自
身がオーバーホール作業を行ったスピ
ーカーシステムである記録を照会して
いただけます。






「W124スピーカーシステム・シリ
ーズ3」
、スピーカーシステムをご愛用
中の皆さんにもきっと感動を新たにして
いただけることと思います。お申込みを
お待ちしております。


【W124スピーカーシステム・シリ
ーズ3】のお申込みは、コチラから。





山口宗久(YAMAGUCHI-MUNEHISA.COM)
webTV「モーター日本」
Twitter / nineover
facebook / Yamaguchi Munehisa

テーマ:
最近、ロードスターの話ばかりじゃな
いかとお思いの“あの頃系メルセデス”
ファンの皆さん、お待たせしました。

「W124スピーカーシステム・シリ
ーズ3」の検証がすべて終わり、製作
の開始を決定しました。




2011年に製作を開始した「オリジ
ナル」、さらに豊かな音楽性を求めて
製作を始めた「シリーズ2」に続く3
作目です。

あの頃系メルセデスをこよなく愛する
オーナー諸氏に、素敵な音楽とともに
ドライブを楽しんでもらいたいという
思いで製作を始めたスピーカーシステ
ム。少しずつ仕様変更と改良を加えな
がら、気がつけばもう8年目になりま
す。

「オリジナル」、「シリーズ2」とも、
未だに目いっぱいの思いを込めて開発
した自信作ですが、今回制作の開始を
決めた「シリーズ3」は、“究極”を
謳うにふさわしい新作です。

なにをもって“究極”を謳うのか。詳
しくは、ウェブサイトをご覧ください。


【W124スピーカーシステム
         シリーズ3】

  


現在、試作機1セットしかありません。
製作に必要な部品はこれから発注しま
すが、連休を挟んでしまうので部品の
完成までに少し時間がかかることが予
想されますので、お届けは6月に入っ
てからになる予定です。少々おまたせ
しますが、お申込みの受付を開始いた
します。第1ロットの製作数は5セッ
トで考えています。


現在開発中のセダン、クーペ用のリア
スピーカーキットと組み合わせ、オー
ディソン製DSPでセットアップして
鳴らすW124(セダン)での試聴会
も6月から7月までの開催予定で計画
中です。こちらもどうぞお楽しみに。



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テーマ:
NDロードスター・スピーカーシステ
ムを装着すると、ほとんどの人がすぐ
に気づくだろうことがあります。

BOSEサウンドシステム純正のサブ
ウーファー低音がブーミーでモヤっと
している……。

この傾向は、BOSEサウンドシステ
ムのサブウーファー自体が持っている
傾向で、スピーカーシステムの美しい
中高音域にも容赦なく覆いかぶさって
きます。ノーマルの状態でも、多くの
NDオーナーが指摘している傾向です
が、スピーカーシステムは純正よりも
ずっとクリアな音で音楽を奏でるよう
に創りましたから、さらに気づきやす
くなると思います。

また、BOSEサウンドシステムが装
着されていない仕様のNDオーナーに
とっては、しっかりと音楽の土台を支
えてくれる重低音再生があるとどれだ
け素敵なことだろうという新しいテー
マが見えてくると思います。


この問題は、わたしもNDスピーカー
システムの開発過程で、必ずクリアし
なければならない課題として認識しま
した。

魁(KAI)サブウーファーは、BO
SEサウンドシステムに使用されてい
るサブウーファーの筐体を利用して、
筐体自体の響き特性の改良、バスレフ
式から密閉式への変更、新たなサブウ
ーファーユニットへの変更を加え、N
Dスピーカーシステムを装着していた
だいた方限定で製作するものです。




低音域の響き方が、これほどまでに音
楽全体に影響するのかということをあ
りありと感じていただけるところまで
音づくりを追い込んだこの魁(KAI)
サブウーファーは、NDスピーカーシ
ステムに、ぜひセットで組み合わせて
いただきたいと思っています。


NDロードスターの音楽環境づくりに
おいて、わたしが考え検証したシステ
ム構成図を紹介しておきます。







前回のブログでも書きましたが、高価
なDSPを盛り込んだシステムまで一
気に考えずに、ひとまずスピーカーシ
ステムと魁(KAI)サブウーファー
をポン付けするところまでで、驚くほ
どの効果が得られます。

BOSEサウンドシステムが装着され
ていない仕様のNDでは、BOSE製
サブウーファーの筐体とサブウーファ
ーを駆動するためのパワーアンプも用
意しなければなりませんが、もともと
の車両価格にサウンドシステム代が含
まれていないことを考えると、十分に
納得のいく出費だとも思います。


魁(KAI)サブウーファーは、現車
に装着されているBOSEサブウーフ
ァーとの交換でお届けするコアチャー
ジという方法をとることにしました。
非BOSE車では、この段階でBOS
Eサブウーファーを補修部品として新
規購入することになります。

発表当初は、まず現車のサブウーファ
ーをお送りいただき、再利用可能な状
態であることを確認した後、完成済の
魁(KAI)サブウーファーをお届け
するという方法を提案しました。

ところがこの方法だと、何度も工場に
クルマを預けなければなりません。サ
ブウーファーの取り外しには、シート
を脱着する必要がありますので、何日
も工場に預けっぱなしになる可能性も
あります。これは、工場にとってもず
いぶんと迷惑な話です。

何名かの方から、先に完成品を送って
もらえると助かるのだけど……という
声をいただきました。

いただいたメッセージを読んで、はっ
と気づいた次第です。わたしは、自分
で作業をしてしまうので、この辺の感
覚が皆さんと大きくずれていたという
わけです。


魁(KAI)サブウーファーのお届け
方法を変更します。

お申し込みいただいた方へ、完成した
魁(KAI)サブウーファーをまずお
送りします。

魁(KAI)サブウーファーが届いて
から、工場で交換、取り付け作業を行
ってください。現車に装着されていた
BOSEサブウーファーをお送りいた
だくのは作業の最後で構いません。

再利用が敵わないほどキズだらけだっ
たり、何週間も返送いただけなかった
り、ひょっとしたらそのままコアチャ
ージしてもらえなかったり、というこ
とを心配してましたが、そもそも魁
(KAI)サブウーファーを製作させ
ていただくのは、NDスピーカーシス
テムのオーナーだけですから、そこま
で心配しなくてもよいのじゃないかと
思い直すようになりました。

ただし、この方法を採るためには、わ
たしがBOSEサブウーファーの筐体
を何セット分か持っていて、リクエス
トに応じて先に完成品をお届けできる
体制を整えておく必要があります。

そこで、この先10セット程度までは
わたしが新品の部品を購入して製作し
たものをお届けすることとします。ね
じで固定した痕もない完全な新品部品
からの製作になります。

どうぞこの機会に、お申し込みくださ
い。



繰り返しになりますが、魁(KAI)
サブウーファーは、NDスピーカーシ
ステムとのマッチングにおいて完璧を
目指したものですので、製作の受付は
NDスピーカーシステムのユーザーに
限らせていただきます。もちろん、同
時にスピーカーシステムをお申し込み
いただくことは、大歓迎です。

昨日に続いて、2つ目の報告でした。




【NDロードスター
      スピーカーシステム】


※魁(KAI)サブウーファーについ
ては、上記ページの下段からリンクし
ています。




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テーマ:
少し疲れが溜まっているみたいで、昨
晩は12時間も寝てしまいました。お
かげですっかり回復した気分になって
いますが、さて今晩はどこまで頑張れ
るでしょうか。お伝えしたいことがた
くさんありますので、何回かに分けて
ブログを連投させていただきます。

まず、NDロードスター・スピーカー
システムをaudison製DSPで鳴らして
みました、の報告です。

システムの構成は、NDロードスター
・スピーカーシステム、魁(KAI)
サブウーファー、そしてaudison製パワ
ーアンプ内蔵DSP・APF8.9bit
です。APF8.9bitは、同社の普及
クラスprimaシリーズの最新鋭機で、従
来機同様にタイムアライメント、クロ
スオーバーネットワーク、パラメトリ
ックイコライザーを9チャンネルで独
立して行えることに加え、パワーアン
プの出力が大幅にパワーアップしたこ
とが特徴です。

オープンカーには走行騒音に負けない
出力のパワーアンプが必須で、定価14
万円と高価ではありますが、中途半端
な機材を何機投入してもどうにもなら
ないわけで、思い切って開発車へ投入
した次第です。

ツィーターは85W(この数字は4Ω
負荷時の出力なので、インピータンス
6Ωのツィーターユニットを使用する
NDスピーカーシステムでは、もう少
し低い数値になります)、メインドア
スピーカーとサブウーファーは260
W(ブリッジ接続)で鳴らすこととし
ました。

開発に呈していただいているNDロー
ドスターでは、BOSEサウンドシス
テムにポン付けしたサウンドと、この
新たな試みによるサウンドを、スイッ
チ操作で切り替えて聴き比べられるよ
うに取り付けました。

スイッチをポン付け仕様側に切り替え
ると、スピーカーシステムに付属して
いるツィーター用とメインスピーカー
用のネットワークハーネスを通してB
OSE製ヘッドユニットとアンプで鳴
らす完全なBOSE車へのポン付けサ
ウンドになります。

スイッチをDSP仕様側に切り替える
と、ネットワークハーネスがバイパス
されたスピーカーシステムをaudisonの
システムがダイレクトに鳴らします。


写真でちらりと見えてる配線は、システ
ム聴き比べ用のスイッチを撤去したらな
くなります。開発車のオーナー氏には、
オアシスロードスターミーティングが終
わるまで辛抱していただくことにしまし
た。



まず、取り付けが完了した段階で、D
SPを基本的な設定だけした状態で鳴
らしました。簡単な設定というのは、
それぞれのユニットの保護と役割を割
り振るだけのクロスオーバーネットワ
ーク設定と、巻き尺で測った距離だけ
で合わせたタイムアライメント程度と
いうことです。

最初に、メインスピーカーだけで聴い
てみました。45Hz・6db/oct.でロ
ーカットだけしました。

これは強烈でした。とてもとても、本
当にとても、幌を開けたロードスター
で聴いているとは思えないような音で
す。1つひとつの音が澄み切っていて、
粒立ちが素晴らしいのに耳を押すよう
な刺激がまったくなく滑らかに始まる
音粒の連続が音楽となって積み上がっ
てゆきます。音切れもどこかの音域だ
けが早く消えてしまったりしつこく残
るようなことなく、全域が音源のある
ままに自然に空気に吸い込まれるよう
な残響を残してくれます。そして、決
して真面目すぎない音です。うわぁ…
…と思わず声が出るような色気があっ
て、それでいてムチムチしているわけ
でもなく、どちらかというとボルビッ
クの水のようなサラサラ感なのに、ど
うしてこんなに心地よい聴き応えを耳
に残しながら音楽の小節を進めていく
のだろうと不思議に感じるほどの音で
す。スキャンスピーク製のこのユニッ
トを選んで、本当によかったと思いま
す。

蛇足ですが、このユニットは、NAロ
ードスター・スピーカーシステム・タ
イプ2でも採用していますし、メルセ
デスW124シリーズ3用として採用
することも決定していて、メルセデス
用シリーズ3は現在、細かな調整を行
っているところです。

NDロードスター・スピーカーシステ
ムのポテンシャルの高さは、恐るべき
と言ってもいいほど、相当なものです。
BOSEポン付け仕様でも驚くほどの
サウンドを聴かせてくれましたが、磨
き方次第でまだまだ光る可能性が存分
にあることが実証できたことを報告し
ておきたいと思います。


この日は深夜になったので、明くる日、
本格的なセッティングに挑みました。

結論から言うと、その日のうちに上手
くセッティングを出すことができませ
んでした。4時間半掛けましたが、で
きませんでした。

メインスピーカーの素晴らしさを残し
たまま、ツィーターやサブウーファー
がそれを補完してさらに印象的な音を
作ろうと頑張りましたが、いじればい
じるほど、どんどん普通の音になって
きて、4時間半で耳が疲れ切ってしま
い、その日中のセッティング完了は断
念しました。

難しいです。猛烈に難しいです。ND
スピーカーシステムのメインスピーカ
ー、素の状態が、あまりに良すぎます。


ただ大きな収穫もありました。

まずNR−Aなどの非BOSE車への
魁(KAI)サブウーファー導入につ
いて、必要なパワーアンプの出力の目
処が付きました。定格出力200〜2
50W(4Ω)以上です。BOSEサ
ウンドシステムの仕様書には、パワー
アンプの出力の記載がなく、いったい
どのくらいの出力のパワーアンプを使
えばいいのか見当がつかなかったので
すが、それが見えました。具体的な推
奨機材については、サブウーファーの
話をするブログで書きます。

audison製DSPや魁(KAI)サブウ
ーファー用パワーアンプを搭載する方
法についても、適正な方法を決めるこ
とができました。車両に一切改造を加
えることなく、内装デザインもそのま
まで取り付けることができます。

そして、BOSE車ではポン付け仕様
を、非BOSE車では、それに魁(K
AI)サブウーファーとパワーアンプ
を加えた仕様をひとまずの、あるいは
最終目標に据えて、導入計画を立てて
くださいと言える確証を得ることがで
きました。

audison製DSPで鳴らす仕様は、とん
でもない可能性を秘めています。それ
は、初めて音を出した時に、言葉にな
らないほどのサウンドが鳴ったことで
明らかです。ただ、セッティングが難
し過ぎます。もちろん皆さんに聴いて
いただく機会を設ける前には、BOS
Eポン付け仕様を遥かに超える感動サ
ウンドを奏でるセッティングを完成さ
せます。けれども、高級高額な機材を
買えばいい音になる、という類のもの
ではまったくありません。セッティン
グに自信があるとか、そういうことに
取り組むのが好きだという方以外には、
どうぞどうぞとお勧めできる段階に、
申し訳ありませんがわたしがまだ到達
できていません。

という長い長い報告でした。


BOSEポン付け仕様と、audison仕様
の2つのサウンドを聴き比べてもらえ
るように、ほぼ完全に2系統のオーデ
ィオシステムを搭載して切り替えるた
めの配線です。オアシスロードスター
ミーティングが終わったら取り外して
しまうので、ざくざくとみっともない
取り回しですが、頭がどうにかなっち
ゃうんじゃないかと思うほどややこし
かったです。


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テーマ:
OASISロードスターミーティング
で皆さんに聴いていただくNDロード
スターの試聴車を作っています。

スピーカーシステムと魁(KAI)サ
ブウーファーを、audison製APF8.9
bitというアンプ内蔵DSPでセッ
トアップした音と、純正BOSEサウ
ンドシステムにポン付けした音をスイ
ッチひとつで切り替えて、その場で聴
き比べてもらえるように作っています。



オーディソンで鳴らすためには、DS
Pユニットからツィーターとメインス
ピーカーへ向かうスピーカー線を、そ
れぞれ敷いてやる必要があります。

BOSEサウンドシステムの音楽再生
用パワーアンプは、実は左、右、サブ
ウーファーの3チャンネル分しかあり
ません。ツィーターは、メインスピー
カーへ向かうスピーカー線を単純に分
岐して、電解コンデンサーを直列に通
すことで低音成分をカットして鳴らし
ているだけです。

今回使用するDSPは、もちろん全部
のユニットの音づくりを別々に制御し
て、それぞれを別々のパワーアンプで
鳴らしますから、各ユニットに専用の
スピーカー線が必要になります。

スピーカー線を敷設する作業でいちば
んの難関は、メインスピーカーのある
ドアへ配線を引き込む作業だと思いま
す。ボディとドア間をつなぐ蛇腹状の
ゴムパイプ内を利用して引き込むので
すが、ドアへ向かうすべての純正配線
は蛇腹部にあるカップラーで接続され
ています。インターネットで調べると、
みんなこのカップラーを取り外すのに
猛烈に苦労しているようです。

そして、首尾よく取り出せたカップラ
ーにドリルで穴を開けたり、カップラ
ーの空き端子を利用して新たな接点を
作ったりしています。

わたしもいろいろ苦労して取り組みま
したが、結論から言うと、カップラー
を取り外す必要はありませんでした。
蛇腹を抜き取るとアクセスできるカッ
プラーには、端子と関係のない部分に
貫通穴が空いています。ここに新設す
るスピーカー線を通せば、それでOK
です。



ただし、あまり太いスピーカー線は通
らないので、今回は18ゲージのもの
を使いました。

そんなに細い線じゃあ新設する意味が
ないと言われそうですが、左右とも3
メートルちょっとの長さですし、せい
ぜい最大100W程度の出力しかない
ので、そんなに太い線を使う必要もあ
りません。近所のコンビニに行くのに、
100馬力のクルマと300馬力のク
ルマとどっちが早く着くか、みたいな
もんです。聞き分けられる人なんて、
絶対にいないと思います。

カップラーの接点を回避できる、導線
の質がとてもよくなる。DSPを使用
するための必然で行う作業に、この2
つがおまけで付いてくるだけで十分じ
ゃありませんか。


ドア側は、こんな感じで取り回してお
きました。


BOSEアンプのあるリアトレイまで、
サイドシルの配線用トンネルを通して、
右側3m、左側3.6m程度。DSPや
外部アンプなどの機材は、ボードを作
ってマウントして、センターのもの入
れ下段を外せば内装材共々きれいに収
まります。その際のスピーカー線は、
左右とも3.3m程度がちょうどよいと
思います。参考にしてください。

もう少し短く取り回してもいいんじゃ
ないの? と思う方もいると思います
が、そう思うのは1センチ分の配線材
を節約したいと考える自動車メーカー
も同じです。こうやって取り回してい
るということは、こうやって取り回す
べき意味があると理解して、同じとこ
ろを通しておくのがいちばん安全です。
内装材がうまく組み付けられなくなっ
た……とか、あとでいろいろ問題が起
こる方がよっぽど厄介です。音質への
影響は……、少し前に書きました。こ
こで20センチ長くなっても短くなっ
ても、なにも変わりません。



今日はこんな時間から都内に出掛けな
ければならないので、作業の手を置き
ますが、明日か明後日には音が出てい
ると思います。

サウンドセッティングは、DSPユニ
ットにPCを接続して行うことになる
のですが、めいっぱい難しいことにな
ると想像しています。BOSEサウン
ドシステム装着車へのポン付け仕様用
に作ってNDスピーカーシステムに付
属しているネットワークハーネスが、
自分でも信じられないくらいにキマっ
ているんです。それをさらに遥かに超
えなければ、高価なDSPを導入する
意味などありません。

“あり得ない”の上の“あり得ない”。
なんて言えばいいんでしょう。“あり、
あり、あり得なーーーい!”くらいの
驚きの声がこのNDの運転席で叫ばれ
ることを目指してます。

OASIS、楽しみにしていてくださ
い。わたしは、日に日に楽しみになっ
てきていますよ!


ときにNDロードスター・スピーカー
システム、一昨日あたりから急に問い
合わせが増えてます。前にも書きまし
たが、わたしがコツコツ作っているも
のがすべてですから、毎月10セット
くらいしかお届けできません。夏のド
ライブにはいい音楽がほしい! とお
考えであれば、どうか早めにお申し込
みください。絶対に後悔させない自信
があります。


【NDロードスタースピーカーシステム】 



山口宗久(YAMAGUCHI-MUNEHISA.COM)
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