新型コロナ新規感染者数のピークが年始に多かった理由とロックダウン

(以下、個人的見解です)

 

↓新型コロナに関する私の新しい記事です。仮説の変更もあります。(2021/10/17)

「感染急減の謎 強い変異株を生めず失速か拡大と収束の既定のリズムか 2021-10-06 12:30:43」
 第5波の結果も踏まえた内容で、接触等不明者の新たな流行への影響は否定されました。温度の影響は不明です。「既定の山」説ではない「既定のリズム」説も。

 

 

(本文)


 Googleで「新型コロナ推移 国名」で国名を入れて検索すると、「JHU CSSE COVID-19 Data」提供によるグラフが出てきます。この方法でいろいろな国の状況を見てみると(表ー1として言葉により特徴を表し整理し、下のほうに、画像ではなくそのままテキスト入力で示しました)、多くあるパターンとして、2021年1月10日前後に新規感染者(7日間平均)のピークがあり、そこから半減や激減しているパターンです。ロックダウンなどの時期のばらつきや気候の違いなどを考えるとそれ以外の要因があるのではないかと考えてみたくなります。もし、そうしたものがあれば今後の対策に使えるはずです。しかし、一つ一つ(一部ですが)、以下のとおり確認してみれば、「大きな減少」の前のロックダウンの時期はだいたい揃っており、当たり前に思える答えですが、やはり「ロックダウン」、しかも「素早い判断」が大事ではないかと思いました。前述のように大雑把な傾向で見てしまうと違う可能性を考えてみたくなってしまうのですが、やはり地道なことが答えであり、世界中で行われているロックダウンは正解で、成果に差が出るのはその素早さであろうと思われました。
 考えてみたくなったもののほうの一つが、宗教的な慣習などでした(結局、この影響は直接的には響いていないとしたのですが)。キリスト教の文化により、例えばイギリス、アイルランドでは、クリスマスに家族が集まって過ごすのが年中の最大行事で、日本の盆と正月を合わせたようなものであり、逆に年始のほうは元日以降すぐに通常に戻るという習慣のようです。一方、ロシア正教会ではユリウス暦により1月7日がクリスマスとなり、年始からがメインで、日本と同じように年末年始に家族が集まるということです。実際、ロシアでは1月18日にこぶ状の新規感染者ピーク、日本でも1月19日のピークから減少が始まり、ともに1月10日よりも10日ほど遅いピークがあります。ただし、ロシアの場合は12月26日の大きなピークからの減少がすでに始まっていて、1月19日はむしろ一時的増加でした。年末年始が全く特別でないのはインドで、ディワリ(2020年は11月14日)がそれに代わるものだそうです。9月16日の極大ピークがあり1月10日前後に目立ったピークはありません(ただし、1月7日に極小のピークはありました)。極大ピークからの減少理由が、集団免疫なのか、ディワリとも時期的な関係はなさそうで、わかりません。
 1月10日前後のピークについて、これだけ揃うと、もしかすると、クリスマスで家族が集まり絆を確認し、新型コロナ対策への協力のモチベーションが高まったとか、愛情ホルモン分泌により免疫に影響したとか考えてみたくもなったわけですが、先ほどのロシアの例のように当てはまらない(12月中に家族が集まる一大行事はないのに12月26日のピークから減少が始まる)例が出てきて否定せざるを得ないようです。

 新型コロナの感染拡大は「焚き火」に喩えることができそうです。酸素との接触、酸素の供給(人々の交流、接触の活発化)により、よく燃焼反応が起こり(感染拡大)、火が消えたかに(感染収束に)見えても、火種がくすぶっていれば(市中に無症状感染者が存在すれば)、酸素の供給(交流活発化)で再び燃える(再拡大)となります。もうお分かりでしょう。消火するには、酸素の供給を止めること(ロックダウン)が有効であり、後始末として燃え残りがまだくすぶっていないかの確認(市中の感染者を探すべくかなり積極的なPCR検査の実施)が欠かせないということになります。
 さて、それでは、原因であろうと考えた「ロックダウン」について、いくつか見てみます。
 まず、アイルランドでは、新規感染者の12月14日からの増加による1月11日(6500人)の鋭いピークとその後激減という推移でしたが、12月24日から行動制限のレベル再引き上げがありました(※1)。新規感染者増加が始まってから10日で行動規制という素早い対応が功を奏して、非常に短期のピークで制御したように見えます。
 また、ドイツでは12月23日の大きなピークからの本格的減少の前、12月半ばからの本格的ロックダウンがありました。1月9日のこぶ状ピークは、ロシアの年末年始の場合と同様にこの場合はむしろクリスマスだけ少し制限が緩んで一時的に感染が増えた結果とも考えられます。
 さらに分かりやすいものはオランダの例で、12月22日(1.2万人)のピークとその後の新規感染者の一旦半減以下、そして10月31日(1万人)のピークに対して、12月15日からのこれまでで最も厳しいロックダウン、10月14日からの部分的ロックダウンがありました(※2)。
 イギリスは1月9日の大きなピーク後に、新規感染者を激減させていますが、ボリス・ジョンソン首相は12月19日に、その時点で施行中の警戒制度にレベル4(自宅待機)を導入し、20日から多数の自治体に適用、生活必需品以外の小売店を閉鎖し、レベル4以外の地域との往来も禁止するなど、大幅に規制を強化、クリスマス期の行動規制緩和(2020年11月24日)の見直しも表明していました(※3)。また、ウェールズ、スコットランド、北アイルランドの各自治政府もこれに追従し、レベル4への規制強化など前倒しで実施しました(※3)。昨年、当初は資本主義自由主義諸国の多くの首脳は初動が遅れ、犠牲を多く出しましたが、イギリスは昨年末からの対応は良かったと言えそうです。
 それから、欧州のロックダウンの規制の内容は、多岐にわたり非常に細かく具体的で「わかりやすい」ものでした。

(以下、2021/3/27追加 最終変更2021年4月1日)
 日本は、別の拙記事「自由主義と民主主義の違い、不安感受性の高い日本人ゆえに(まとめ)」でも書いてきましたが、国民性として遺伝的に不安感受性が高く、不安ゆえに「もっと、もっと」という強欲で資本主義自由主義的な(本来の民主主義は「主体的な共有」と「共生」の文化で社会主義的なものであり、自由主義の競争の結果である「独占や排除」の文化とは本質的に異なる。自由主義では勝ち負けを民主主義と言っているが、本来の民主主義とは異なる。)傾向があり、その結果、資本主義自由主義の「小さな政府」路線(低税率、低福祉、分断、独断政治、強者優遇、自由競争による独占と排除)を受け入れ、取り続けてきました(「大きな政府」で民主主義とは対照的)。「小さな政府」を積み重ねてきた結果として、厳しい措置を支えるだけの体制が不十分で社会保障(休業補償や生活保障)が十分できない(法令や人的組織などの体制、財源?)ということが、思い切ったロックダウンのような対応になかなか踏み切れない大きな要因の一つだと思います。新自由主義の自由競争による格差拡大で、もともと弱者や貧困層か拡大しており、すぐに助けが必要となる人が多く存在することもそれを助長しています。もう一つ、判断が遅いということには、ブルシットジョブ(新自由主義が作りだす、どうでもいい官僚的な仕事)が役所の組織に多い可能性もあります。新自由主義は「効率化」を至上命題とするために、何でも無理やり数量化して管理しようとするためそうなるということです。
 いずれにせよ、憲法に緊急事態条項がないからでは多分ありません。「小さな政府」を続けてきたツケと言えますが、それは国民性によるものですからどうすることもできません。また、社会保障が付随してこないために、弱者ほどその痛みによってロックダウン的なものへの抵抗感が強まります。これと相俟って(弱者を苦しめているはずの「小さな政府」路線と方向が一致してしまい)、菅義偉政権は新自由主義(小さな政府)路線を継承しているため、トランプ大統領やボルソナロ大統領に近いほうの路線をとり(Gotoキャンペーンに現れています)、ロックダウン的な措置をとるにしても非常に限定的(飲食業の時短に限るなど)な上に判断が遅く成果が上がりにくいのだろうと思います(素早く徹底した対応ができれば、東アジア人ですから、本来はもっと小さな感染規模に抑えられたでしょう)。国民自身の傾向として「小さな政府」を求め、「小さな政府」であること自体が政府、国民に与えている影響により、ロックダウンを難しくしています。救いようがない状態です。(以上、2021/3/27追加 2021/3/28変更)

 ここからは、さらに私の推論ですが、昨年末の記事でも示しましたが、東京都の公表データから、累計陽性者数を横軸に(日付順の時間軸とは違います)、その時点の新規陽性者の7日間移動平均を縦軸にとったグラフを作り、ロジスティック曲線(成長曲線)の元になる微分方程式に当てはまるかを見ました。つまり、
 dN/dt=r・N・(1-N/K)
(N:個体数、K:環境収容力、r:内的自然増加率、t:時間)
 というロジスティック方程式(微分方程式)の段階の式において、Nを累計陽性者数、dN/dt(成長速度)を新規陽性者の7日間移動平均として、放物線の山(Nの二次関数のマイナス)ができれば、Kという上限のあるロジスティック曲線が当てはまることになります。グラフ化の結果考えたことは、部分的に重なる放物線の山の連続(交錯部分は足し算でブリッジ状に)、つまり、少しずつウイルスの変異が起こり、その時々の優勢な変異株の流行に入れ替わることの繰り返しかもしれないということです。
 ウイルスは少しずつ変異があり、新しい優勢な株が入れ替わりながら流行しているとした場合、各流行の山の感染の上限(K=環境収容力)つまり感染の規模(ロジスティック微分方程式のグラフにおいて縦軸で1つの流行の放物線の山が新規陽性者数ゼロから放物線を経て再びゼロに戻る間の横軸の累計陽性者数の幅)は、そのウイルス株とそこの地域の人々の集団の免疫力とのバランスで決まると考えました。各流行が放物線になるというのは推論ですが、もし成り立つ場合、放物線は登り始めた時点で既に全体の形つまり規模が決まってしまいます。よほどの強いロックダウンでないと形つまり規模は変えられないのではないかと考えました。また、同じ株がいつまでも際限なく拡大はしないということでもあります。ある株の流行の拡大最盛期(放物線の頂点)では多様な宿主を介して変異の機会も多く、この時勝ち抜いて立ち上がる変異株はより適応力が強くさらに大きな流行になるのではないかと想像します。この時期に行う飲食店の営業規制など不特定の人との濃厚接種の制限によって、最盛期に新たな流行が立ち上がるのを止めることがより大きな次の流行の山をなくすことにつながると考えました。変異株は最初は1人から始まるため、不特定の人との濃厚接触の制限(つまり濃厚接触は特定の少人数)は有効だと考えられます。もし、この推論が合っていれば、上記のグラフで新たな流行の立ち上がりが読み取れた時点(その状況は1~2週間前の状況であり、実際はすでに最盛期になっている)で即行動抑制をかけることを繰り返せば規模を小さくしていける可能性があります。なお、実際の図を参照すればわかりますが、特に流行終末期では新規陽性者数が減少から横ばいに転じた時点では既に新たな流行が立ち上がっているので注意が必要です。新規立ち上がりの読み取りには放物線に分解した図を描くことが必要です。(流行拡大のしくみ、行動抑制の効き方について、2021年4月7日修正、冒頭の説明を2021年4月8日修正) 

   

 どういう条件だとヒトの体内で丈夫な株への変異が起こりやすいのかはわかりません。気温かと思い、いろいろ見比べましたが確定的なことまでは言えそうにありません。感染者数が多いこと自体が変異を生むリスクにはなるでしょう。
 この「流行の連なり」という解釈による東京の例について、末尾のほうにFIg.1として示しました(あくまで私なりの一解釈です。流行の山の裾が重なる部分は足し算になりブリッジのようにつながります。なお、最初投稿時に2021年1月後半以降の後から足した部分が1目盛(100人/日)ズレていましたので直しました(2021/3/26 8:43)。2021年1月23日分までのデータで作ってあったものに3月までのものを後から足したので、つまり、橙色の大きな流行の前半の上昇の形は後半のプロットを知らない段階で描いたものです。ご覧のとおり、2月のプロットで実際にほぼ対称な下降の形となったので案外間違っていないかもしれません。2021/1/20頃のピークは時期的にも緊急事態宣言による対策の効果で減少に転じた(流行規模が抑制された)可能性もありますが、もしかすると、1月中旬から2月初旬まで新たな流行が立ち上がってないことが効果なのかもしれません。また、2021年1月22日から何日か凹んでいるのは「積極的疫学調査をできなくなった」報道の時期と一致します。直したグラフから、現在の2021年3月初旬からの流行の立ち上がりがはっきりわかります。丈夫な株への新しい変異を体内で起こさせない(今のところ方法は不明)、新しい流行の発生を遅らせ、止めることによって拡大を抑えることが考えられますが、現実的には流行の規模を小さくすること、つまり、ウイルスへの抵抗力を高めること、つまり、生物的な免疫力を高めること(ワクチン)と社会的抵抗力を高めること(ロックダウンなど)となるのだと思います。
 問題になってきるイギリスの変異株については、

「最初に見つかったのが9月で、11月にはロンドンで確認された感染の約4分の1、12月中旬になると、感染の3分の2近くが変異株だった」

 ということなので(※4)、Fig.2のような状態を想像しました。点線で囲み黄色のトーンで重ねた部分が変異株です。特徴として、拡大速度が異様に遅く息が長い(最初拡大が遅いにも関わらず、優勢株に淘汰されずにジワジワと拡大し気付いたら優勢になっていた)のではないかと思いました(私の想像です)。

 

 

(表ー1)『新規感染者のピークによる分類』
 データ参照元 JHU CSSE COVID-19 Data
 人数はその日の新規感染者7日間平均

●2021/1/10前後の大きなピーク後に新規感染者が大きく減少
〇アメリカ 1/10  25万人その後激減(他に2020/12/17  22万人こぶ状ピーク、2020/7/18  6.6万人ピーク、2020/4/9  3.2万人ピーク、2021/3/21現在5.4万人)
〇アイルランド 1/11  6500人(12/14 からの増加による)短期の鋭いピークその後激減(他に2020/10/20  1200人ピーク、2020/4/15  1000人ピーク、2021/3/21現在500人)12/24行動制限レベル再引き上げ
〇イギリス 1/9  6万人その後激減(他に2020/11/16  2.5万人ピーク、2020/8終わりから拡大始まる、2020/4/8  0.48万人ピーク、2021/3/21現在0.54万人)1/5からロックダウン
〇カナダ 1/10  8200人その後一旦半減以下に(2020/8下旬から拡大、他に2020/5/3  1800人ピーク、現在増加2021/3/21現在 3400人)
〇スウェーデン 1/8  7000人その後一旦半減(2020/10始めから拡大、現在増加2021/3/21現在 4500人)
〇チェコ 1/10  1.3万人その後一旦半減(他に2020/10/27  1.3万人ピークその後一旦激減、 2021/3/4  1.2万人ピーク)
〇スロバキア 1/6  3300人その後4割ほど減少(他に2020/12/23  2800人こぶ状ピーク、2020/11/4  2500人ピークその後半減、2021/3/3  2300人ピーク)
〇日本 1/11  6400人と1/19  6000人こぶ状ピーク(合わせて鋭めのピーク)その後一旦激減(2020/10/25頃から増加、他に2020/4/15 500人ピーク、2020/8/9  1400人ピーク、現在増加2021/3/21現在 1300人)
〇アルゼンチン 1/11  1.2万人その後一旦半減(他に2020/10/22  1.5万人ピークその後半減以下、2020/5初旬から継続増加、現在増加2021/3/21現在 7000人)
〇エジプト 1/3  1400人その後半減(他に2020/6/16 1600人ピーク)
〇コロンビア 1/20  1.8万人その後一旦激減(他に2020/8/16  1.2万人ピーク 2020/4下旬から拡大、現在増加2021/3/21現在 4900人)
〇ノルウェー 1/10  680人その後一旦半減(他に2020/11/23 680人、2020/3/29 270人、現在増加2021/3/21現在 930人)感染者少ない
〇メキシコ 1/21  1.8万人その後激減(2020/4始めから継続増加、2021/3/21現在 4200人)

●2021/1/10前後に小ピーク(一時的増加)がある
〇ドイツ 1/9  2.2万人こぶ状ピークその後一旦半減以下に(他に2020/4/1  0.58万人ピーク、2020/11/7  1.9万人ピークから減らず、2020/12/23  2.6万人ピーク、現在増加2021/3/21現在 1.3万人)12月半ばから本格的ロックダウン
〇ブラジル 1/12  5.5万人その後一旦いくらか減少(他に2020/7/29  4.6万人ピーク、現在増加2021/3/21現在 7.4万人)
〇イタリア 1/11  1.8万人その後3割ほど減少し2/16から再拡大(他に2020/3/26  0.57万人ピーク、2020/11/16  3.5万人ピーク、2021/3/21現在 2.2万人)
〇オーストリア 1/11  2100人その後一旦4割ほど減少(2020/11/13  7500人鋭いピーク、2020/3/28 780人小ピーク、現在増加2021/3/22現在 3000人)
〇ロシア 1/18   2.3万人こぶ状ピーク、大ピーク12/11,12/26から激減(2020/8/30から増加、12/11  2.7万人と2020/12/26 2.8万人ピーク、他に2020/5/12 1.1万人ピーク、2021/3/21現在 9300人)

●2020/12に大きなピーク(ロシア、ドイツは再掲)
〇ロシア 12/11  2.7万人ピークと12/26 2.8万人ピークから激減(2020/8/30から増加、他に1/18   2.3万人こぶ状ピーク、2021/3/21現在 9300人)
〇ドイツ 12/23  2.6万人ピーク(他に2020/4/1  0.58万人ピーク、2020/11/7  1.9万人ピークから減らず、2021/1/9  2.2万人こぶ状ピークその後一旦半減以下に、現在増加2021/3/21現在 1.3万人)12月半ばから本格的ロックダウン
〇オランダ 12/22  1.2万人その後一旦半減以下に(他に2020/10/31  1万人ピーク、2020/9/2から拡大、2020/4/11  1000人小ピーク、2021/2/14から現在増加2021/3/22現在 6500人)
〇クロアチア共和国 12/13  3600人その後一旦激減(2020/9/29から拡大、現在増加2021/3/22現在 950人)
〇デンマーク 12/18  3500人その後一旦激減(2020/9/1から拡大、現在増加2021/3/22現在 800人)
〇フィンランド 12/11  474人その後一旦半減(2020/8/3から拡大、他に2020/4/10  160人小ピーク、現在増加2021/3/22現在 680人)感染者少ない
〇大韓民国 12/25  1000人その後半減以下(他に2020/8/26  340人小ピーク、2020/3/3  600人小ピーク)
〇トルコ 12/8  3.2万人鋭いピークその後激減(他に2020/4/16  4600人ピーク、現在増加2021/3/22現在 2万人)
〇イラン 12/1  1.4万人その後半減

● 2021/2前半に大きなピーク
〇インドネシア 2/1  1.3万人大ピーク(2021/2/23  0.92万人こぶ状ピーク)
〇スペイン 2/10  4.7万人その後激減(2020/7/7から拡大、他に2020/11/7  4.1万人ピーク)
〇アラブ首長国連邦 1/30  3800人

●2020/9~11に大きなピーク(オーストリア、イタリア、チェコ、スロバキア、アルゼンチンは再掲)
〇インド 9/16  9.3万人超大ピーク(2020/3月から
9月まで継続増加、2021/2/14  1.1万人から再拡大、2020/11/24  4.4万人こぶ状ピーク、現在増加2021/3/22現在 4万人、2021/1/7に極小ピーク)
〇オーストリア 11/13  7500人鋭いピークその後一旦激減 (他に2020/3/28 780人小ピーク、2021/1/11 2100人小ピーク、現在増加2021/3/22現在 3000人)
〇イタリア 11/16  3.5万人鋭いピークその後一旦半減以下に(他に2020/3/26  0.57万人ピーク、2021/1/11  1.8万人ピークその後3割ほど減少し再拡大、2021/3/21現在 2.2万人)
〇フランス 11/7  5.4万人その後一旦激減(2020/7/24から拡大、2021/1/12  2万人その後減らず増加へ2021/3/22現在 3.1万人)
〇チェコ 10/27  1.3万人ピークその後一旦激減(他に2021/1/10  1.3万人その後一旦半減、 2021/3/4  1.2万人ピーク)
〇スロバキア 11/4  2500人ピークその後半減(他に2020/12/23  2800人こぶ状ピーク、2021/1/6  3300人その後4割ほど減少、2021/3/3  2300人ピーク)
〇アルゼンチン 10/22  1.5万人ピークその後半減以下(他に2021/1/11  1.2万人その後一旦半減、2020/5初旬から継続増加、現在増加2021/3/21現在 7000人)
〇ケニア 11/15  1100人(他に2020/8/5  680人ピーク、2021/1/9  220人微小ピーク、現在増加2021/3/22現在 1200人)
〇アルジェリア 11/25  1000人その後半減以下、他に2020/7/29  600人ピーク

●その他
〇オーストラリア 2020/8/5 550人ピーク、2020/3/29 380人ピーク


 

↑最初投稿時に2021年1月後半以降の後から足した部分が1目盛(100人/日)ズレていましたので直しました(2021/3/26 8:43)。




※1:ISS留学ライフ(Z-KAI Group)サイト
https://www.iss-ryugakulife.com/useful/14646.html
※2:JETRO 日本貿易振興機構(ジェトロ)
ビジネス短信「オランダ政府、2021年1月19日までの厳しいロックダウンを発表」(オランダ)アムステルダム発2020年12月17日https://www.jetro.go.jp/biznews/2020/12/4a907bcfd98cb34f.html
「新型コロナ感染再拡大で部分的ロックダウン発表」(オランダ)アムステルダム発2020年10月16日https://www.jetro.go.jp/biznews/2020/10/e4644dfc91e93cf8.html
※3:JETRO日 本貿易振興機構(ジェトロ)ビジネス短信
ウイルス変異種で感染急増、ロンドンなど3度目のロックダウン(英国)ロンドン発2020年12月21日https://www.jetro.go.jp/biznews/2020/12/c7450bb16a6adb01.html
※4:BBCNEWS JAPAN「新型ウイルスの変異株、いま分かっていること」2020年12月21日ジェイムズ・ギャラガー、保健・科学担当編集委員https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-55391842.amp