バッグのファスナーを自分で修理(取り付け)

 一気に寒くなりましたね。

 さて、シンプルにタイトルどおりのDIYの記事です。記事の分類としては100円ショップ(セリア)の製品のレビューといったところでしょうか。

 

 使っているショルダーバッグのファスナーが途中で引っかかり閉まらないようになり、見るとファスナーのエレメント(歯)の土台であるテープが傷んでいて閉める時の張力が不均衡になるからのようでした。時々中身をパンパンに入れて無理やり閉めて中央付近に強い張力がかかったことや、ビニールを噛んだ状態で無理に引っ張ったりしたことが影響したかもしれません。テープの傷みを木綿糸で縫って補強しようとやってみましたが、かえって、ますます閉まらないようになりました。
 そこで結局、素人の手縫いで、故障したファスナーは除去せずに100円ショップ(セリア)のファスナーを上から取り付けて修理することにしました。見てくれ度外視のDIYです。エレメントの左右が途中でずれるといけないので、まず片側を(厚いので1針1針貫通させる形のなみ縫いで)縫い付けたあと、反対側を新ファスナーを閉じた状態で張力が生じない位置に「外側から」すくい縫い(端まつり?)で仮縫い的に取り付け、ファスナーを開いて「1針1針貫通させる形のなみ縫い」で再度縫い付けました。本当は本返し縫いをすれば丈夫になるのでしょうが、また必要があればにしようということで、最初縫った側をもう1度なみ縫いして終わりにしました。また、「すくい縫い」も外して「なみ縫い」を追加したほうがよいかもしれませんが、見てくれ度外視としました。
 ファスナーの末端をバッグの内側に入れる形は既存のファスナーを残したままでは無理な上、口が狭くなってしまうため外に出す形にしました。末端はくるっと折り返して縫い付けた上で、黒っぽいテープを縫い付けてカバーしましたが、もうちょっとやりようがありそうです。

 材料代は糸を除くと220円でした。  

 さて、肝心の使い心地ですが、ちゃんと引っかかることなく閉まるようになりました。また、パンパンにして閉めないよう気をつけないといけません。

 

 拙い記事をお読みくださりありとうございました。


バッグ修理(「すくい縫い」(写真上側)も見えるよう写真を差し替えました。上側はすくい縫いだけに見えますがなみ縫いも施してあります。2020/12/16 17:45)