年末のみかん発送でバタついていたところで、幼稚園のみかん狩りという我が家にはたまらない癒し行事もあったのですが、なかなかブログを書く余裕もなく、もう大晦日となりました(^_^;)
12月15日、当日の朝まで雨だったもので今年のみかん狩りは中止ということに…(>_<)
でも、何としてでも幼稚園のみんなにみかんちぎり(みかんを収穫することをこちらでは「ちぎる」と言います。)をさせたかった主人と私が取った行動は…
ぽんかんの枝をバッサリ切って幼稚園へ運び、テラスの軒下のロープに枝を引っ掛けて、無理矢理ながらもみかんちぎり体験敢行!
こちらはうちの息子にちぎらせているところです。
みんな、どれにしようかなあ~と、真剣な目で自分のお気に入りの実を見つけて、危なげなく上手にハサミを使って収穫ができました。
また、山上農家で栽培している、不知火(デコポン)、ぽんかん、温州みかん、サワーポメロ、紅甘夏、伊予柑、キンカン、レモンを持って行って、色々な種類の柑橘に触れてもらいました。
これなあ~んだ?と一つずつ質問すると、元気に、『デコポ~ン‼︎』とか、『キンカ~ン‼︎』とかすぐに反応が返ってくるものもあれば、紅甘夏と伊予柑の見分けは難しかったりなんかもしましたが、温州みかん発祥の地の長島町の子供たちが一人でも多く柑橘類に興味を持って、食べるの大好き、将来的には作るの大好きにまでなって、生産者平均年齢をぐっと下げてくれることになったらいいなあ~…なんて思いました!ねえ特に我が家の息子くん(;^ω^A
後日、先生方が心を込めて子供たちの絵をまとめて作ってくださったのがこちら。
これは山上農園の大切な宝物です‼
可愛くて、嬉しくて、おばちゃんは受け取った時涙が出そうでしたよ。
12月に入ってから、農園見学希望で遠方からわざわざ当園を訪ねてくださる方々が数組続きました。
自分自身が知らず知らずのうちに見慣れてしまった農園の景色に、『おお~‼』と心を動かしてくださる様子に、反対にこちらが心を動かされてしまいました。
長島の外から新鮮な空気を吹き込んでくださった来園者の皆様に感謝致します!
幼稚園での収穫体験もそうですが、やっぱり柑橘農家の現場を多くの人に見て、聞いて、知ってもらうことも柑橘農家の役割だなあと年末にしてやっと気付いています。
新年は、忙しい中でもどれだけブログ更新して、山上農園の生産現場からの情報を発信することができるかが課題ですが、高いハードルで自分を苦しめぬよう、相変わらずのぼちぼち加減で頑張りたいと思います(^▽^;)