昨日は、名古屋で行われている諸流派尺八合同競演会というものを聞いていきました。
第一回は昭和28年から。コロナの間の3年間は休止したようですが、74回目とのことですから大したものです。
私が南山大和楽器講座でレッスンをしている、西園流のお弟子さんが出られるという事と、三味線の相手に座長の竹田和子さんと大嵜裕子さんを紹介したので本番のようすを聞きに行ってきました。
東桜の倶楽部でご一緒している琴古の安藤光洲さんも出られます。ただ、午後の都合の関係でこちらは聞きないので残念です。
私は、他流派出身の方や、練習したいジャンルにこだわらず尺八レッスンをしていますので、いろいろな方が見えますが、今回のプログラムを拝見すると、ほぼ古曲の演奏のようです。
都山の私からするとなじみのない方がほとんどですが、芸どころ名古屋の今の様子を知るためにもお邪魔しました。
電車で熱田駅に向かう。先頭車両は子供と同じで好きです。
また来ました、熱田文化小劇場。この間は宮城会の先生の追悼演奏だったな。
やってるやってる。お客様の入りは・・・プログラム1番ということもありこれからか。
レッスンをしている小山さんの出番です。
三味線二本と尺八一本の曲です。
12時01分発の電車に乗らねばならないため、ギリギリの11時55分まで聞いて中座しました。
曲の最後の2分は聞けなかったなあ。
最後の練習の時より、小山さんの調子は良かったと思います。
金山の乗り換え時間2分もダッシュで成功。何とか午後の予定に間に合いました。
演奏会個々の演奏の感想について記載するのは避けます。
現代となっては一般客にはなじみのほとんどいない三曲合奏中心でしたが、出演者の一生懸命さは伝わってきました。
自分の所属する流派や、有名演奏家を中心に考えがちですが、華やかでなくとも引き継がれる世界と、そこで活動される方々の横のつながりを感じる今日の演奏会でした。
午後出演の尺八仲間の安藤さんの演奏はlineで聴きました。音の良さと古曲のあしらいのよさがlineでも伝わってきました。