9日、 諫早市の大久保潔重市長さんを、学校給食のオーガニック化に向けて皆で8277名の署名を集めて県に提出した林康美さんと一緒に訪ねました。

市長さんには、教育課長さんをそばに熱心に話を聞いて頂き、その日の夕方には電話で農水担当者にも有機食材の推進について早速指示を出したとの話です。

10日は朝7時から長崎を出て佐賀県の上峰町 武広勇平町長にお会いして同様な学校給食の話をしたところ、

民間へのセンター方式を自校方式に変えて給食の件は終わったと思っていたが、オーガニック食材の話に大変乗り気で補正予算を組んで今年から実現したいと。

午後からは懸案であった長崎県の種子種苗条例制定について県の綾香直芳農林部長とゆっくりと話すことができました。

部長は「基本要綱で足りると思っていましたが、確かに状況は変わってきましたので条例制定に向けて検討いたします」と。

かなり前向きな対応です。

長崎のタネを守る会の世話人会議も開くことができて、会長予定に南部生産組合の近藤一海さんに承諾をいただき ました。

それに在来種子の保存では有名な私の尊敬する岩崎政利さん、菌ちゃん 先生こと吉田俊道さんの協力を取り付けて長崎もようやく動き出しそうです。

やはり、あれこれ案じているよりも、自分でも一歩踏み出せば必ず結果は出るものだと意を強くしました。