また長くなりましたが、大事な話です。最後まで読んでシエア拡散して頂けば有難いです。
殆ど報道されませんが、先月に続いて、30日から11月1日迄TPP11(米国を除く)の主席交渉官会議が、千葉の浦安で開かれます。
安倍総理は何がなんでも11月8日ダナンで開かれるAPECの首脳会議の場でTPP11の大筋合意を成立させようと必死です。
先日、スイスのジュネーブでサーニャ(TPP交渉を主席交渉官と食事しながら追いかけている専門家)は、私にベトナムが応じてないとの話でしたが。
ところが、今回ベトナムも暫定的に凍結する事項を提出したようで、心配です。
27日には米国からTPP推進のはジャパンハンドラーのアーミテージ、ショセフナイの一行が日本で財界とシンポジームを開いています。
このグループがが、TPP交渉で種子法の廃止を求め、各「日本のコメの銘柄が多すぎる」として、各県の優良品種奨励制度を止めさせたのです。
既に成立した農競強支援法8条4項で「銘柄を集約する」となっていて、政府は三井化学の「みつひかり」、日本モンサントの「とねのめぐみ」等民間の種子を奨励しています。
ただ、ケルシ―教授の話では、これ迄日本と一緒にTPP11を先導してきたNZが、先月の総選挙で
政権が交替しました。
これ迄TPPに比較的消極的な労働党のバーダアーンが首相になり、連立のNZファースト党はISDSに断固反対だそうです。
豪国もここにきて上院ては、TPP11に反対の動きが出て来ました。
まだまだ、私達の闘いはこれからです。
お願いがあります。
11月8日TPP違憲訴訟の控訴審、第1回目の口頭弁論が東京高裁で2時半から開かれます。
1時半から東京地裁前で門前集会です。
第一審判決では「いまだTPPは発効されておらず、それに伴う法律の改正、廃止もないから、国民の権利義務に変わりはない」として却下されました。
しかし、日本は国会でTPPを批准して、TPP協定第15章に基いて、規制改革推進会議の提言に従い種子法を廃止しました。
裁判のあと、午後4時から第一議員会館多目的会議室で安節子さんの講演、種子法廃止、残留農薬等の基準の大幅緩和についての話を予定しています。
是非、ご参加下さい。