仏下院選投票開始 極右最大勢力の勢い パリ五輪前に政局混乱

【パリ=板東和正】フランスの国民議会(下院、定数577)選の第1回投票が30日、開始する。移民の制限などを掲げる極右政党「国民連合(RN)」が最大勢力となる勢いで、マクロン仏大統領率いる与党連合は議席を大幅に減らす可能性が高い。7月下旬に開会するパリ五輪を前にフランスの政局は混乱に陥っている。

 

引用元:産経ニュース

 

 

…これ、混乱というか、当然の結果というか…

 

大体、”不法移民に甘い”ということで引き起こされる問題に対処できない…となれば、そりゃあそうなるよ。

 

ウクライナ支援に関して言えば、ポーランドやバルト三国がガチギレしているし、それを考えると、支援の拡大はともかく、当面の砲弾や防空ミサイルの供与は続くだろう。

 

勿論、ウクライナ自身も、特に問題視されている”汚職体質”の改善など、戦後復興を見据えた行動をしないといけないが。

 

ともあれ、結果が出るまでは時間がかかるので、外国の人間は静観するしかないが、色々な意味で歴史的な転換点になるのかも?…と思うと…ねぇ。

 

 

 

 

 

…余談だが、現代フランスがなんでこーなったか、という話をすると、どうしてもフランス革命から遡らないと理解しにくい側面があって。

 

更に、非常にマニアックな話で恐縮だが、フランスを扱う本格的な本が欲しかったら、文庫クセジュ(白水社刊)を探すと良い。

 

実は私自身は一度も買っていないが、フランスを研究するなら、必ず当たるべし。