「つぼ銀」さんの名刺デザインをさせていただきました。
伊勢志摩という土地柄、自然の恵みが豊かで
海の幸も山の幸もおいしく
特に海の幸はビックリしました。
かぼすが小さいんじゃないんです。
牡蠣がでかいんです。
あまりの大きさに写真を撮った後
カットしてもらいましたがとろ~り海のミルクが。
その様子は撮り忘れました。あまりにもおいしそうで。
その時のオススメで出していただいた刺し身の盛り合わせ
伊勢で獲ったものが大半でしたが
驚いたのがハモまで伊勢!京都ってイメージ強いですが
伊勢でもハモは獲れるそうです。
こだわりのお酒も数多くありますし地酒もあります。
さらにLIGHT UP NIPPON支援のHANABEERも取り扱っています。
そんなおいしい料理をいただいて帰って何日か経った後に
お店の方から「名刺のデザインをお願いしたいのですが」と。
遠方という事もあり、Facebookのメッセージで制作に向けてのやり取り。
今使われている名刺をお食事に行った時にいただいていたのもあり
今の名刺の問題点を指摘しながらお店の方の要望を確認。
要望では名刺をどう使いたいかのお話を聞いたのですが
当初思い描いていた名刺はありきたり過ぎる事と
お店の特徴やこだわりを伝える事は出来ないというのがあり
使いたい方法に合っていませんでした。
そこでどういった事をした方がいいかのご提案。
そして出来上がった名刺がこちら。
伊勢の特徴を伝える名刺として夫婦岩と志摩半島
海の幸が特にウリという事を名刺で伝えるようにしました。
こっそりアドレス欄に隠れた伊勢海老も居ます。
そして裏面が今回のご依頼で最大の改善点だった地図。
地形が複雑で道が入り組んでおり地図では非常に伝えにくい
その結果、以前の名刺はお店の周辺しか記載出来ず
場所を説明しにくいという問題がありました。
つぼ銀さんで食事をするために
遠方からいらっしゃる方も居るならば
もっと縮尺を下げて目印を増やさねばいけません。
しかしそうすると複雑な地形がさらに悩ませます。
そこは私には昔とった杵柄がありました。
私は20歳の時に入ったデザイン事務所は
地元密着型のスーパーのチラシを多く手がけており
当時はまだインターネットが発達する前のため
チラシに地図を載せるのは常識。
(今でも載せたほうがいいんですが削る所が実は多い!
これではチラシだけでお店に辿り着きません。)
地元密着型のスーパーのため大通りに無い店舗も多く
「こんな所にスーパーがあるんだ!」という場所が大半。
案内や通行に必要な道と不要な道の見極めが必要です。
Google Mapsでの地図をただトレースするような
現代の手法は楽かもしれませんが全く使えません。
入れてさえすれば伝える事が出来ると思っていても
見る人にとってはわかりにくければ伝わりません。
「伝える」と「伝わる」は違うのです。
地図の制作は軽く見られがちですが
伝わる地図の制作は経験と伝えたい思いが必要です。
今回そういった経験を久しぶりに発揮させていただいた
つぼ銀さん、本当にありがとうございました。
こちらで御覧ください。
[ヒトサラ]
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