素晴らしい夢を見たけど忘れてしまった・・・という話 | やまびこDr.の診療日記

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最近「今日何か夢を見たなあ」という記憶しか残らない「夢」を何度もみています。

 

ですが今朝見た夢ははっきりと覚えており、しかもそれは「人は何故生きるのか?」といった人間の真理を突くような、大発見の夢でした。

 

目を覚まし布団の中でうつらうつらしながらそれを思い起こし、「覚えてるぞ、よしよし」と思っていたのですが、それが次第に「何だったっけ?」となり「えーっと・・・ん?」となり、結局「素晴らしい夢を見た」という記憶しか残っていませんでした・・・ 残念。

 

医学的に「夢」とは何かははっきり(さっぱりかも)分かっていないものです。

夢を見ている時にはこんな脳波が出てますよ、ということが分かっているぐらいで、しっかりとした科学的根拠は不明なことがほとんどです。

 

ですが、夢とは自分の中に元々あった情報が湧き出てきたもの、というのは間違い無いと思います。

 

心理学では、心の中は自分で認識できる「顕在意識」の領域と、自分では認識できない「潜在意識」の領域があるとされています(他の分類方法もありますが、ここではシンプルにこの二つで説明します)。

 

そして潜在意識に入っている情報量の方が圧倒的に多く、人の心や体や行動に影響を与える力も潜在意識の方が強力です。

 

自分の顕在意識で「痩せたい」と思っても中々痩せられないのは、潜在意識に「痩せさせない」という情報が入っていて、それが心や体や行動に影響を与えるからと考えられます。

 

「痩せさせない」という情報が入っている理由は、自分で認識できない「潜在意識」にあるため分からないのですが、自分で認識できる「顕在意識」に引き上げられた時に、「なるほど〜 そういう理由があったからか〜」と分かると思います。

 

この考え方で「夢」を説明すると、寝ている間に潜在意識に入っていた情報が顕在意識に一時的に引き上げられるのが夢で、起きた後もそのまま顕在意識に残っているものが「覚えている夢」となります。

 

心理学的には、自分の意識の95−97%が潜在意識で、3−5%が顕在意識とされているようですが、僕は潜在意識が宇宙と同じ広さを持っていると感じます(あくまで私見です)。

 

その潜在意識により自分の心も体も行動も影響を受けているなら、寝ている間に心臓も呼吸も体温調節もちゃんとやってくれているのは無意識のおかげですし、病気になるのも潜在意識の影響によるものですし、病気がよくなるのも潜在意識のおかげとなります。

 

もっというなら、必要な時に必要な人に巡り合わせてくれるのも、何かを学びたいと思わせてくれるのも、この人と結婚したいと思わせてくれるのも全ては潜在意識のおかげであり、だからちっぽけな自分の顕在意識で何とかしようとがんばっても、中々うまくいかないのだろうなとも思うのです。

 

潜在意識にある情報を顕在意識に引き揚げるお手伝いをするのが「催眠療法」であり、それにより心身行動のトラブルが改善できるので、「催眠療法」を診療に取り入れているのです。

(催眠術とは全く違いますので誤解なきよう)

 

今朝見た夢は、多分世界中に衝撃を与えるほど素晴らしすぎるものなので、まだそのタイミングじゃないよということだったのだろうと思っております。知らんけど・・・^^;

 

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