学生時代の笑い話 | やまびこDr.の診療日記
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さっき何気なく思い出した、学生時代のエピソード。

 

当時の山梨医科大学は医学部医学科しかなく、看護学部の敷地として確保してあった場所は、誰でも停めていい「砂利駐車場」として学生が利用していました。

 

1学年100人だったので、全学生600人が停められる大駐車場でした。しかもただで24時間出入り自由。なんて大らかな時代だったんでしょうか。

 

1年生も入学後自動車学校に通い、早ければ1学期中に車で通学を始める人もいました。

 

そして一年生のある夏の日、砂利駐車場の脇の小道で友人数名と雑談をしていた時です。

 

一台の真新しい車が目の前に泊まり、同級生の山田君(仮名)が得意げな顔で降りてきました。

 

友人A「おー、車買ったのか?」

山田君「そう! 中古だけどね!」

 

山田君は、目立つ子ではないけれど、堅実で心根の優しい、とても真面目ないいやつです。

 

山田君「今からバイトだから、この車で今から行ってくるんだ」

友人A「気をつけてね。じゃあね」

 

山田君は方向転換をするためにバックにギアを入れ、ゆっくりと慎重にハンドルを切りながらバックしました。

 

しかしすぐ脇には電柱があります。そのままハンドルを切ると、左側面に電柱が擦りそうです。

 

ですが、そこは慎重で堅実な山田君。

ちゃんと自動車学校で習った通りに、後方を確認しながらゆっくり確実にバックしているはずです。

 

それをすぐ横で見ていた我々友人数名。「大丈夫だろう」と思いながらも、次第に「大丈夫なはずだ・・・」から、「大丈夫と思いたい・・・」と変わり、そしてついにゆっくりとではあるが極めてはっきりと、鉄板が凹む鈍い音がしてしまいました。

 

♪ボコッ・・・ボコボコッ・・・♫

♩ベキべキッ・・・♬

 

ゆっくりゆっくり進んでいたため、それらの音も聞いたことがないぐらいゆっくりとしたテンポで、悲しみのリズムを刻んだのです。

 

それを見ていた我々数名は、その慎重で堅実な運転と反した予期せぬ金属の悲しみの音に、笑いが止まらなくなりました。

 

そして、車から降りてその傷を確認した山田君が、両手で頭を覆い「ああ・・・ ああああぁ〜〜」と言ってそのまましゃがみこむ様を見て、またさらに笑いの大波が押し寄せ、その場にいた全員が立ち上がれなくなるほどの狂い笑いに包まれてしまいました。

 

友人B「山田! お前には悪いが、笑いが止まらん! わっはっはっは〜〜〜」

 

山田君、あの時は笑ってごめんね〜 

 

でも笑いは免疫力を上げ、世界を救うことになるので、許してね〜