次元を変えて解く問題 | やまびこDr.の診療日記

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突然ですが問題です。

 

あなたはある場所に立っています。

その場所から北に10km進みました。

次に東に10km進みました。

そこから南に10km進みました。

そうしたら、最初の地点に戻ってしまいました。

なぜでしょう? 

 

分かりますか? できればすぐに続きを読まずに考えてみてください。

 

答えがわかった方と、ギブアップの方は読み進めてみてください。

 

答えは、「ある場所とは南極点だったから」です。

 

南極点から見るとどの方向をみても「北」になります。

10km進んだ後に東に10km行き、南に10km行くと元の「南極点」に戻るわけです。

 

「なーんだ」と思うかもしれませんが、これは大げさに言うと「次元を変えて考える」という高度なテクニックを使って解く問題なのです。

 

地球上は縦×横×高さの3次元です(時間軸を入れて4次元ともいいますが、時間は割愛します)。

でも、地図などを思い浮かべる場合は自然に、縦×横の2次元として考えています。

2次元として考えると、この問題は永久に解けません。

 

しかし、(2次元の)地図ではなく(3次元の)地球儀で考えると、解くことができます。

つまり、次元を一個あげれば理解できる、逆に言えば次元を上げないことには解けない問題、ということです。

 

超ひも理論という最先端の物理学の仮説によれば、宇宙は10次元だそうです。

人間の頭は3次元しか理解できないようにできています。

 

10次元の宇宙(自然界)のしくみを3次元の頭で解明しようとする学問が科学です。

4次元でさえ理解はできません。

縦×横×高さ以外のどこに軸を引けばいいのか分かるはずがありません。

でもその4次元の証拠をつかもうと、物理学者は研究をしているそうです。

 

科学が進んできたおかげで、高層ビルも安全に作れるし、遠いところにも早く行くことができるようになりました。

昔は諦めるしかなかった病気や怪我も治るようになってきたし、遠くの情報をリアルタイムで知ることもできるようになってきました。

 

しかし科学は万能ではありません。科学で解明できないからといって全否定するものではありません。

かといって、目に見えない世界などを頭から信じるのも違うと思います。

 

科学も、非科学も、どちらもあっていいしどちらも盲信しなくていいと思います。その中間のどこに線引きするのかは、自分の感覚で決めるものだと思います。

 

データ(科学)的には間違いないらしいけど、何となくもやもやするなあ・・・だったらその人にとっては必要のないことかもしれません。

 

データ(科学)的には違うらしいけど、いいと思うんだよなあ・・・だったらその人にとって必要なことかもしれません。

 

スピリチュアルとか不思議系の話は科学で説明できないことがいっぱいありますが、全否定も全肯定もせず、その都度自分の感覚で判断して、後で違ったと思ったら引き返して選び直せばいいんじゃないかと思ってます。

 

全ては自分だと思います。

 

写真と本文は関係ありません。