生まれる時には息をまず吸う | やまびこDr.の診療日記

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人生の大事業の子育ては、ほとんどぶっつけ本番! 分からない事だらけで心配がつきません。
でも正確な情報を知り納得できれば心配は減らす事が可能です。
薬よりもっと大切な事をお伝えする小児科医のブログです。

亡くなるという意味の「息をひきとる」という言葉があります。

生還したという意味の「息をふきかえす」という言葉があります。

 

生まれる時、赤ちゃんは息をまず吸います。そして「おぎゃー!」と産声をあげます。

亡くなる時は、最後に息を吐きます。

 

だから、息をひきとる/吹き返す、というのは逆のような感じがします。

 

でも、お天道様(がいるとして)から見た場合、それで合ってるのです。

 

亡くなる時には、その人の息(生き/意気)をお天道様が引き取り、まだ生きなさいという時には、その人の息(生き/意気)を吹き返してあげるのです(多分、笑)。

 

日本人には目に見えない何かに対する畏敬の念が染み付いています。

だから、お正月にはわざわざ初詣に出向き、子供を授かったらお宮参りや七五三も行うのです。

 

科学で解明できないものであっても、それで全員が幸せに過ごせるのならそれでいいと思います。

しかし、だからこそ気をつけていないと、知らない間に騙されることにもなります。

 

お天道様が「よく生き切ったな。ミッションクリアーじゃ!」と言って息を引き取ってくれるまでは、生きていくことになります。

まだその時でなければ「まだじゃ! もう一度戻りなさい!」といって息を吹き返してくれます。

 

だから、何があっても何がおこっても、絶対なんとかなると信じ、安心して生きていけばいいんじゃないかと思います。