交流会開催しました。^^ | やまびこDr.の診療日記

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人生の大事業の子育ては、ほとんどぶっつけ本番! 分からない事だらけで心配がつきません。
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薬よりもっと大切な事をお伝えする小児科医のブログです。


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今日の午後はクリニックで、「ノンステ脱ステ交流会」を開催しました。

5名のお母さんたちに集まって頂きました。

 

今回は特別講師のないスタイルでした。

まずステロイドとはどういうものかとか、どこに作用してどんな働きをするかとか、体はどうして症状を出すのかとか、アレルギーになる人、ならない人がいるのはどうしてかとか、そんな話になっていきました。

 

そして、対症療法ではなく本当に治す治療法はどういうものかという話にもなり、結局自分の中に全ての理由が詰まっていて、それは生まれてくる意味とか人生とはなんたるかという深いところにまで行くという話になりました。

 

そして、二元論一元論、人はシナリオを持って生まれてくる、というお話にもなり、気づくと何人ものお母さんが涙を流しているという状況になっていました。

 

この会で全てが解決することもないのですが、でも同じ思いをしているお母さんたちが他にもいるというのが分かること、自分を責めなくてもいいと分かることなどにより、皆さん緩んだのかもしれません。

 

ほとんどの病院ではステロイドを使わない人は変な人という扱いを受けますが、逆にステロイドは絶対使ってはいけないと主張する方もいます。

 

どちらであっても、結果として良くなる人もいますし、どちらであってもうまくいかない人もいます。

とすると、どれがいいとか悪いという話ではなく、どちらも必要であり場合により使い分ければいいということかなと思います。

 

今までいろんな内容の講座をしてきましたが、今日はそれらの講座のエッセンスをちりばめた会だったと思います。

 

どんな症状があってもどんな病気になっても、そこには誰も悪者はいなくて、その困難を家族全員で乗り越えることで、新たな景色がみえてきます。

 

どんな治療をしたいかは、本人や保護者の意志で選べます。

一番大切なのは、ピンとくるかどうか、つまり自分の中で感じる感覚であり、それを見守り支援するのが、小児科医と小児科スタッフの役割だと思います。