傾聴する天使の話 | やまびこDr.の診療日記

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よく分かってないけど分かった顔して話をする神様(じい)と、

実は分かっているけど自分では気づいていない迷える白衣の天使(まーや)の会話。

 

まーや

「昨日女友達が泣きながら電話がかかってきて、何事かと思ったら『急に寂しくなって、あなたとしゃべりたくなったのぉ〜! ウェーン』っていうから、びっくりして。でも理由を聞いたら『自分でもよく分からないけど、車でバーっと走って行ったら、急にガーってなってきて・・・』というから、『バーとかガーとか、何言ってんのか分かんないよ! アッハッハ!』って笑ったら、その子も電話口で笑い出して、少し話をした後『ありがとう。少し落ち着いた』と言って電話切ったんですけど、どうしたら良かったんでしょうねえ」

 

じい

「その対応、完璧じゃな!? さすがじゃ!」

 

まーや

「え!!? 何がですか???」

 

じい

「その人は心がギューっとなってて、心を緩ませてくれると思ってあなたに連絡をしたら、あなたがちゃんと緩ませてあげたからその人も楽になったのじゃよ」

 

まーや

「でも私何もしてませんよ。しかも笑っちゃったし。」

 

じい

「傾聴ってとても難しいのじゃが、それをしてあげて笑い飛ばす事で緩ませてあげた。

 

相談を受けると何かアドバイスをしたくなるもんじゃが、アドバイスとは自分の価値観を押し付ける面があり、相手にとっては邪魔になる事があるから注意が必要なんじゃ。

 

夫婦にありがちじゃが、奥さんはただ聞いて欲しいだけでご主人に悩みなどの話をするのに、ご主人は良かれと思って色々アドバイスをすると、それが夫婦喧嘩の元になるのじゃ。

 

相手の気持ちを否定せず、でも肯定しすぎる事で感情を助長させる事もなく、ただ寄り添って聞いてあげるのが傾聴じゃ。それが自然にできているのは特技とも言えるんじゃないかの?

 

しかも、笑い飛ばしてあげるのは特殊技能とも言えるかもしれんのじゃぞ。ほっほっほ!」

 

こうしてやまびこの森には静かな時間が流れるのでしたぁ〜。

 

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