発熱の時にキャベツを頭に乗っけるのが良いことなのか、という件 | やまびこDr.の診療日記

やまびこDr.の診療日記

人生の大事業の子育ては、ほとんどぶっつけ本番! 分からない事だらけで心配がつきません。
でも正確な情報を知り納得できれば心配は減らす事が可能です。
薬よりもっと大切な事をお伝えする小児科医のブログです。


テーマ:

医学とは、体のしくみを解明するための学問です。

その医学には色々な種類があります。

 

医学部で習うものは「西洋医学」です。

人により感じ方が違ったり、数字で表す事ができない「想い」「気持ち」「エネルギー」などを全て排除し、肉体的な物質的な事から人体のしくみを解明しようとしています。

 

「東洋医学」は生命エネルギーである「氣」を想定し、人体のしくみを解明しようとする学問です。

 

その他、「ホメオパシー」「アロマテラピー」「インド医学」「チベット医学」その他諸々の医学が世界中に存在します。

 

それぞれ効果があるから何百年、何千年と続いてるのだと思います。

もし効果がなかったり、一部の人にしか効果が感じられなかったら、これほど続いていないはずです。

 

各種ダイエット法などがそうだと思います。

効果があるので書籍などになると思いますが、多分一部の人にしか効果が感じられなかったため、多くのダイエット法が出ては消えてをくりかえしているのだと思います。

 

その色々ある医学の中で、日本に古くから何となく伝わっている「おばあちゃんの知恵的症状改善法」もいくつかあります。

 

咳どめとして、大根おろし・レンコンおろし、はちみつなどが有名です。

風邪の時の生姜汁とか卵酒というものもそうだと思います。

そしてその一つ、熱さましのキャベツの葉っぱもその一つです。

 

クリニックにはできるだけ自然な暮らし方をしたいというお母さんたちがいらっしゃいますが、これらの方法を取っている方もいます。

 

話しを聞くと、やはり効果があるようです。

 

「科学的に証明をされていないから、それはあり得ない話しです」とおっしゃる方もいると思いますが、でもやってみて良さそうな感じがすれば、それで良いんじゃないかと思います。

 

もちろん何か大きな問題をはらんでいれば別ですが、キャベツを頭に被せたからといって、何かとんでもない事が起きるとは、ちょっと思えません。

 

大根やレンコンもそうです。

(但し、はちみつは0歳児にはあげないでくださいね。ボツリヌス菌感染の可能性がごくわずかですがあるためです)

 

科学の発達のおかげで世の中が便利になって来て、我々も自分の幸せの追求ができる世の中になって来ています。

 

上下水道が完備されているおかげで、辛い水汲みなどをしなくてもよくなり、衛生状態改善で病気が減ってきました。

車や電車のおかげで、会う事が出来なかったはずの人たちに会え、見る事のできなかった景色が見えるようになりました。

そして現代科学の一部である西洋医学のおかげで、助からなかったはずの脳出血、心筋梗塞、交通外傷、その他の重い病気や怪我が治るようになって来ました。

科学の発達によりとても大きな恩恵を得ているのです。

 

しかし、科学が万能であるとか、科学で自然界をコントロールできると思うのは、人間の思い上がりだとも思っています。

 

人間の体は自然界が作り上げた自然物です。自然界の法則により機能しており、自然界により生かされている存在です。

 

地球上は「縦・横・高さ」の三次元です。時間軸をいれると四次元ですが、宇宙は計算すると十次元なのだそうです。

三次元(+時間軸)しか認識できない我々には、全く理解することのできない場所が宇宙です。

 

その十次元の宇宙のしくみを、三次元(+時間軸)で何とか説明しようとしているのが、科学という学問です。

だからそもそも無理があるのです。

 

量子力学という最先端の物理の考え方だと、宇宙全部が素粒子で成り立っており、その素粒子は人が意識を向けると粒(物体)となり、意識を完全に外すと消える(エネルギー体)そうです。

全く理解できないのですが、何とか説明しようとするので、どうしても理解しがたい考え方を取り入れないとならなくなっているのです。

 

科学で証明できないから、それは間違いであるという考え方は、やはり違うのだと思います。

四次元的に解明できないからといって間違いということではなく、四次元的に理解できないだけであって間違いかどうかは不明ということだと思います。

 

でも科学で説明できないものが全て正しいということでもありません。

そうなると「あなたには霊がついている!」というのを全て信じないといけなくなってきます。

最終的には、自分の心の奥底で感じる、その感覚こそがその人にとっての真実、ということだろうと思います。

 

同じものを食べても、とっても美味しいと感じる人もいれば、そうでもないんじゃないという人もいます。美味しいと感じる人が多ければ、それは美味しい料理となるでしょうが、それも単なる多数決でしかないのです。

 

その人が美味しいと思った料理が、その人にとっての美味しい料理です。人によって違って当然で、違って良いのです。

 

それと同じく、キャベツを頭にかぶせて「子供が楽になってる気がする」「早くよくなってる気がする」と思えば、キャベツはとてもよい薬の代わりとなります。

「そうでもないな」とか「かえってよくない気がする」と感じれば、その人にとっては薬の代わりとはならないのです。

 

色々な知識や情報はあくまで参考ということで、最終的な決め手となるのは、自分の心の奥底から湧き上がる想いなのです。

 

科学は万能でない以上、科学で解明できないからといって絶対間違いとも言えません。

信頼すべきは、自分の感覚です。

 

自分の感じるその感覚を信じてあげれば、満足にいく人生を歩めるのだと思います。

 

やまびこ小児科クリニック 横地真樹さんをフォロー

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス