2018ルヴァン杯予選 第6節
vs 横浜FM (ニッパツ) 主審:今村義朗
●1-2(14' デゲネク、23' ターレス、41' 扇原 )
[試合後順位]
Aグループ
Aグループ
1位:仙台 11 (+4)
1位:横浜 11 (+2)
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3位:新潟 7 (-1) ※ 予選敗退決定
4位:東京 4 (-4) ※ 予選敗退決定
仙台、FC東京、横浜FM。相手も主力ではありませんでしたが、J1チーム相手にサブメンバーでよく戦ったと思います。
この経験を活かし、チーム力の底上げをして欲しいと思います。
それにしても、扇原のFKは凄かった。リーグ戦では天野がFKを蹴って決めてるし、飛び道具があるっていいな。
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【今日のスタメン】4-4-2
【今日のスタメン】4-4-2
<交替>
46' ターレス → 矢野
90'+2 田中 → 本間
<警告>
79' 柳
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まさか、スタメンでターレスと高木を使うとは思いませんでした。(貴章もサブに。休ませなくて大丈夫なのか?)
やはり、POステージに勝ち上がる事と、リーグ戦との両立は難しいですね。
首痛で大谷が出場回避となり、この日のゴールマウスを守ったのは田口!
アルビの選手として初出場する試合の相手が、中学時代から長年過ごした古巣。燃えた事でしょう。(実際良かった。)
一方の横浜FMは、GK飯倉、DFデゲネク、DF松原、MF喜田、MF扇原の5人が、リーグ戦の前節と同じメンバー。
中澤はいませんが相棒のデゲネク、アンカーの扇原、守護神の飯倉が出て来たのは嫌ですね。天敵の天野はいないものの、伊藤も毎度ヤラれてる選手です。
それからマツケン。絶対に抑えてくれ。
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試合は、立ち上がりから達也を中心に”はめる”プレスで挑みます。
そこは、個人の能力の高い横浜。上手く交わされる場面が目立ちます。それでも食らい付く。
悪くない入りだったと思います。
しかし、セットプレーから先制されてしまいます。
長めのFK。キッカーは横浜期待の若手・山田。(爽やかなイケメン)
ゴール前に精度の高いボールを蹴ってきます。1度は跳ね返しますが、こぼれ球をPAの手前で拾ったデゲネクがそのままシュート!
ボールは、敵味方大勢いる中をすり抜けネットを揺らします…
人数がいただけに誰か触って欲しかった。特に尚紀。目の前だったのに。
田口にとっては、ブラインドになっていて見えなかったでしょう。
早い時間帯に先制されてしまいます。
更に、その直後にも大ピンチ。抜け出したマツケンのクロスにゴール正面で伊藤が打点の高いヘディングシュート!
決定的な場面でしたが、ここは田口がナイスセーブ!!
ここで取られていたら、一方的になりかねない場面でしたが、古巣対戦に燃える田口が魅せてくれます。
大ピンチを乗り越え、最近の試合で得た”リバウンドメンタリティー”で反撃!
広瀬がパスカットから達也とのワンツーで右サイドに抜け出し、上げたクロスにターレスが胸トラップから身体をひねってボレーシュート!
豪快なシュートが横浜ゴールに突き刺さります!!
これは素晴らしいシュートでした。ターレスは、流れから初めてのゴール!
やっぱり、ターレスは身体が強いし、技術が高い。こういうゴールをドンドン量産して欲しいです。
高いラインを敷く横浜のDF。風上の前半のうちにDFの裏をもっと狙って行きたいところ。
そんな中、高い位置でボールをカットした高木がGKの後ろに絶妙なループシュートを狙いますが、カバーに入ったデゲネクにクリアされてしまいます。あぁぁ惜しい。。。
攻守目まぐるし展開の中、PA手前で柳が遠藤を倒してFKを与えてしまいます。
PA手前、ゴール正面中央のFK。キッカーは扇原。これがまた凄いFKなんだ…(´□`。)
ブレ球のFKは、向かい風の影響もあって超変化します。1回右に揺れてから左に落ちるスーパーなFK。これは取れません
1点目に続き、田口にとっては不運なゴールでした。あんなの打たれたら、GKはノーチャンスでしょ。
仕方ない。切り替えよう!
ハーフタイムで、ターレス→貴章に交代。貴章、働かされるね。。。
貴章が入った事により、達也、貴章、高木、端山の前線が連動したプレスでさらに”はめる”守備が機能します。
後半は、横浜が追加点狙って圧力を強めてきた事もあり、若干オープンな展開になります。
お互いのチームに決定機がありますが、アルビは最後の精度に難あり。貴章は、疲れが見えました。
横浜は、田口が決定機ことごとく防ぎます。特に、金井とマツケンの両SBが打ったシュートは、どちらも決まってもおかしくなかった。ナイスセーブ!!
お互いに決めきれない。そんな感じでそのまま試合終了。
勝てばPOステージ進出決まる試合でしたが、残念ながら敗れて予選敗退となってしまいました。
結果は非常に悔しいですが、ある程度の主力を投入してきた横浜相手によく戦ったと思います。
守備で対面のブマル相手に奮闘していた泰基、古巣相手にビッグセーブ連発の田口、素晴らしいゴールを決めたターレス、相変わらずの運動量とドリブルでチャンスを演出していた達也、疲れのある中でも見せ場を作っていた高木と貴章。
いつリーグ戦のメンバーに入っても問題ないと思います。
逆に、FC東京戦で大活躍だった尚紀、大ちゃん、柳、大武、端山は、奮闘していましたが、横浜のパス回しに翻弄される場面が目立ち、ファールで止める場面が多かった。
その結果、セットプレーからGKにとってはノーチャンスの得点を決められてしまいました。
横浜には、俊輔が在籍していた頃からセットプレーで決められています。
天野、扇原、山田。高精度の飛び道具を持っている選手が多いチーム相手に、PA周辺でファールを与えてはいけない。
大宮戦でもそうだったし、分かっちゃいるんでしょうけどね。。。
セットプレーの守備にやはり課題があります。ジェルソンに鍛えてもらい、改善しましょう!
しかし、J1の横浜相手に流れから失点しなかった事は収穫だと思います。(田口にだいぶ助けられたけど…。)
厳しい日程の中、挑戦したルヴァン杯は終戦してしまいました。
開幕当初は罰ゲームだと言われていましたが、参加して良かったと俺は思います。
所属選手全てを公式戦に出場させる。
若手に厳しい戦いを経験させる。
結果を出した選手をリーグ戦に出す。
良いループが出来たんじゃないかと思います。
ここからは、リーグ戦に集中です!(天皇杯もあるか。)
まずは、連敗中のホームで勝利すること!
山形戦は絶対に勝ちましょう!
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ルヴァン杯の予選が終了しました。各グループの結果です。
Aグループ:仙台、横浜FM
Bグループ:磐田、甲府
Cグループ:浦和、G大阪
Dグループ:神戸、湘南
うちと同様にJ2から参戦していた甲府は、勝ち点で清水と同点でしたが、直接対決で1勝1分のため、予選突破しました。
一緒に予選突破したかったですが、残念ながらアルビは敗退。
J2代表として頑張ってもらいたいです。
リーグ戦ではライバルだけど、ルヴァン杯は甲府を応援します。
あー。やっぱり悔しいなぁ。


