今年も治療が始まり10日間入院しました。
目指すは転移した腹膜播種を滅ぼす事。
今回から抗がん剤に放射線療法が追加です。
これで三大療法すべてを経験しました。
・手術(食道亜全摘、右副腎切除)
・化学療法
(5-FU,ドセタキセル,シスプラチン、TS-1,パクリタキセル)
・放射線療法(18回)
我ながらよく体がもつと感心また不思議です。
体(各種検査値)が正常に戻らない時が来る。
何時か?その前に止めないといけない。
医者任せにせず、こまめに血液検査結果、
CT検査結果を入手、患者の立場で日々、
値が戻るように継続努力中。
今は何時ものような症状が発生中です。
・息切れ。
・口~・肛門まで消化器官の粘膜炎症。
・舌が強烈に痛い。
・放射線治療の影響もあり下痢がひどい。
・寝不足。 等
炭水化物抑制中、タンパク・脂質中心。
1週間で確実に1K~1.5Kg痩せる。
これ以上痩せたら骨皮筋衛門だ。
来月も化学療法で(2月5日)に入院予定です。
放射線療法は(2月4日)まで毎日続きます。
ハイク、スキーで気分転換した~い。
体力的に厳しいので無理は禁物です。
2020-01-06 入院
●主な血液検査結果
肝臓、腎臓値はセルフ対策で改善。
血球値の改善は無理(骨髄抑制)。
副作用は暫く続くので血球値は更に悪化。
血圧を上げる方法は?課題です。
上がり続けるCEA値がどう出るか。
来月どうか下がってほしい。
●今までの治療評価CT
先週実施のCT良好な結果がでました。
・腹膜播種 脾臓背側の結節は縮小傾向。
・原発食道癌
亜全摘後局所再発無。リンパ節腫大無。
・右副腎切除後
両側腎結石、左腎膿疱、腎孟軽度拡張。
・肺転移
指摘出来ない。左胸水少量。
右肺中葉の小結節著変無し。
・上顎洞 右:粘膜肥厚、左:貯留膿疱
更に新規転移が発生しなければステージⅣ
、余命3~6ヶ月宣告からの奇跡の完治
となるかも、そうなったら超々嬉しい。
明日からが本番だ、ファイト!
2020-01-07
●放射線治療計画CT
照射する位置を確定の為のCTを実施。
体11ヶ所にマーキングされる。
(棒線、十字線)
レントゲン写真数枚撮影。
30分近く動けないのが辛い。
これからはシッカリ体を洗えない。
治療概略、副作用等の説明を受ける。
位置を変えながら5方向10秒程度照射。
18回(1回/日)土日祝除く毎日。
副作用の説明
下痢、腹痛、食欲不振、皮膚炎など。
腎臓、脾臓、大腸にも多少漏れ照射有。
まれに発癌、腸閉塞、腸狭窄、腎機能障害
、抗がん剤と同症状(食欲不振、血球減少等) が発生。
計画用CT装置 : 洛和会音羽病院HPより
2020-01-08
抗がん剤開始の事前点滴始まる。
(ラクテック:電解質および水分の補給。)
2020-01-09
抗がん剤点滴開始。
フルオロウラシル(5-FU)+ドセタキセル
放射線照射開始。
位置の安定する息を吐いた時に照射。
初日なのと、腹膜なので位置決め難しい?
・機械のセットに40分以上かかる。
・更に位置決めマーキングを追加される。
・レントゲン2枚、更に位置決め確認。
・照射CT装置 : 洛和会音羽病院HPより
装置のヘッドが回転し5方向から照射。
ヘッドの回転の様子:東北大学医学部放射線科より
では開始します。
息を軽く吸って吐いて止める。
1、2、3・・・7、8、9、10・・
ハイ楽にしてください。
機械が動く。(回転、ベッド移動)
続けて照射します。
これを5回繰り返す。
この間一切動くのは不可。
私の食道=胃なので胃液逆流発生。
苦くても我慢。
照射の痛みは全くなし。
2020-01-10
抗がん剤点滴。フルオロウラシル継続。
放射線治療2回目実施。
位置決めに10分程かかるがスムース。
2020-01-11,12,13(土日祝)
抗がん剤点滴:フルオロウラシル継続。
2020-01-14
抗がん剤点滴:フルオロウラシル終了。
放射線の影響抑える為の注射をうつ。
放射線治療3回目実施。
週初めなので放射線科の診察有。
血液検査:白血球2580(今後更に悪化)
→造血注射で帰宅許可出る。
2020-01-15
放射線治療4回目実施。
外来での治療、10:40の枠がとれる。
造血注射をうって退院。
2020-01-16,17
外来で放射線治療5、6回目実施。
●今後の予定
2020-02-04迄 放射線治療(合計18回)
2020-01-23 第10クール後半ドセタキセル
合間を縫ってハイキング、スキー
2020-02-05 第11クール前半
口内炎を直して食べれるようにしないと。
以上