「こころの中の神を信じることが出来なければ、どうして天上の神を信じることが出来ようか?」

 

そのようにゲーテは、エッカーマンに話していました。

 

信仰とは、やはりこころの内側の問題であり、外側の出来事とは次元の違うもの。

 

ゆえに、その認識が間違っているなら、当然のごとく天上の神に対する認識も誤解することに。

 

18世紀にいわゆる宗教によって縛られる社会から逃げ出しアメリカに渡った人々は、インディアン達のスピリチュアルに対する認識の高さに驚かされました。

 

彼等のグレート・スピリット(ネイティブアメリカンの主神;自然神)は、まさに創世記に書かれていてる万物の創造主のそれと、アメリカ憲法の創案者達は気づいたのでした。

 

それに感化された父祖達は、独立宣言(計測値740)において、自然法と自然神(the Law of Nature and of Nature’s God)を明記することになります。

 

さらに、合衆国憲法(計測値710)修正第一条において、宗教の創設を禁じてスピリチュアル・ワークのみを認めます(make no law respecting an establishment of religion, or prohibiting the free exercise)

 

ホーキンズ博士は、意識レベル600を超えた賢者の全員が同じことを語っていると述べている通り、人類にとっての真理はひとつしかないのですよ。

しかし世界中には数えきれないほどの宗教宗派があります・・・。

 

その分裂の理由こそ、人類の知覚される認識を二元的にとらえる限界があるためと博士は述べていますね。

 

ところであなたは、ユダヤ、キリストと、イスラムの間で争いがなくならない理由をご存じでしょうか?

 

最大の問題は、人類の知覚される認識に限界があるため聖典そのものに過ちがあるからです。

 

まず、旧約聖書の40パーセントの節は計測値200未満で、コーランの30パーセントの節は計測値200未満です。

 

それに加えて325年に定められた解釈は、欧州を暗黒の中世へと導く原動力となります。

 

まず、創造と進化の原則となる三位一体が捻じ曲げられます。

 

正しくは、父(ひかり:神)、子(物質;原形質)と、ホーリースピリット(神の代理としての意識)です。

 

しかしこれが、父(ひかり:神)、子(イエス・キリストの魂)と、ホーリースピリット(修行を積んだ聖職者の魂)と定められます。

 

更に深刻なことに、昨日ご紹介した通り人に罪はないにも関わらず、「人は罪を持ってうまれてきた」(計測値30)

 

旧約聖書の人々が世俗的権力に溺れている間にも、アーリア人によってインドに伝わったヒンズーの教えは、まさに人類の普遍真理の原型を5千年間守り続けました。

 

この事実が、人類のすみずみまで行き渡ることを祈るのみですね。

 

ヒンズーを多神教のように解釈されますが、それは大きな間違いです。

 

サンスクリットで一般的に神(ひかり)を示すデヴィの3つ側面として、シヴァ(破壊)、ビィシェヌ(維持)、ブラフマン(創造)を示すものです。

 

万物に神の意識は浸透されているゆえ、その形態ごとに名称を付けたということ。

 

ゆえに、ヴェーダで悟りを開いたブッダの教えに基づく仏教経典にも登場する様々な神の名称は、あくまでも神の様々な側面を示しています。

 

しかしながら、ブッダが悟りを開いた時代に、その意味を正確に人々が理解出来ないとの判断から、ブッダは、敢えて神という言葉を使わなかったため、ヒンズーとは、別の教えのように見られがちですね。

 

二元的認識を超越するために、まずすべきことは考えることを止めること。

 

TF405-1(ヨーガ行者の偉大な師達とリシによって教えられるというヒンズーの真実)

Science remains relatively unsullied, but operationally, it has been limited primarily to the Newtonian paradigm. So, the true seekers of truth rediscovered the pristine teachings that had been at the core of peaceful societies of the Ancient East – the nondualistic pathways to truths of Buddhism, Taoism, and Hinduism as taught by the great teachers and rishis of the great yogis. This led to the resurgence of interest in mysticism and its goal as Self-realization. While Western cultures traditionally had been focused on transcendent divinity, the East focused on the discovery of divinity immanent as the source of Existence itself. The rediscovery of a new paradigm of reality that transcended the limitations of the intellect or blind faith became progressively more appealing. In addition, the inner pathway was accessible to all, well documented, and nonregimented.

科学は、比較的詭弁に浸食されないままですが、しかし現在役に立つものとして、それは主にニュートン物理学/ニュートニアン・パラダイムに限られていました。それで、真実と真理を求める本物の探究者達は、古代東洋の平和な社会の中心部にあった無垢の教え-仏教、道教、それに加えて偉大なヨーガ行者の偉大な師達と、リシによって教えられるというヒンズーの真実/真理に属する非二元性への道-を再発見しました。これは、偉大なる自己/真我/アートマンから成る神の実感としての神秘主義と、その目的に対する興味の復活へと導きました。伝統的に西洋の文化が、超越的神性に焦点を当てている間、東洋は、存在そのものの源として内在する神の発見に焦点を当てました。知性や盲目的な信仰や信心の限界を超越したという、真実性の新たなパラダイムの再発見は、漸進的により魅力があるようになりました。付け加えると、こころの内側の道は、すべて利用可能で十分に裏付けられており、そのため非難されて統制されることはありませんでした。

 

「Truth vs. Falsehood: How to Tell the Difference

/ 真実か嘘か:違いを見分ける方法

David R. Hawkins, M.D., Ph.D. / デビッド・R・ホーキンズ医学、哲学博士

2005, Axial Publishing Company, Toronto, Canada,

Section IV Higher Consciousness and Truth / セクション4高位の意識と真実

Chapter 18 Summary and Resolution /第十八章 要約と解決策」より

 

電子書籍を発刊しました。「愛 その真実とは」

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