WOWOW連続ドラマW「パンドラ」谷村美月トークショー | きょうはできごと ~新宿・渋谷・池袋の元映画館スタッフの日記~
2008-05-09 23:33:13

WOWOW連続ドラマW「パンドラ」谷村美月トークショー

テーマ:映画・映画批評・レビュー

 (携帯画像、ひどくてすんません。。。)

 
 
WOWOW連続ドラマW
『パンドラ』(2008・日本)
 
 ○製作:WOWOW
 ○監督:河毛俊作、若松節朗、小林義則
 ○脚本:井上由美子(「白い巨塔」「14歳の母」「GOOD LUCK」)
 ○出演:三上博史、小西真奈美、國村隼、谷村美月、柳葉敏郎、吉瀬美智子、平田満、ほか
 ○公式HP:こちら
 
 
  
渋谷は青山学院大学近くのスパイラルホールで行われたWOWOWドラマ「パンドラ」のトークショー。
ブログへの書き込みを条件とした応募に通過した。
ゲストには、サポーター代表として飯田譲二監督と、脚本家の井上由美子さん、そして谷村美月!!
 

 

実のところ、我が家はWOWOWに加入していない。

というか、そもそも電波が入らないので入会しようがないのだ。

母もそのことを嘆いていた、私もユーロ08を前に嘆いている。

 

 

なので全然ドラマの内容など知らずに、ただただお気に入りの谷村美月目当てに申し込んだ。

しかしイベントはこれまでに放送した「パンドラ」のダイジェストをその場で見せてくれる親切な流れだった。

 

 

そのダイジェストで流れた「パンドラ」が実に魅力的だった。

サスペンス調の展開に、人間のどろどろした欲望と感情が混ぜ込まれた物語。

それはまさに「パンドラ」というタイトルにふさわしい。

誰もが隠してしまいたい人間の嫌悪すべき部分を、だけど確実に存在する部分を描きだす。

 

 

がんの特効薬という人類の希望の発見が、関係者やさらにその周囲を不幸にしていく。

希望の種が絶望の種へと変わっていくという設定は井上さんの話によると、

人間の卑しい部分を描きだすには、共通の敵に向かって人類が手を結んでいくよりも、

希望が手に届くところに見つかったときに現れる私利私欲じゃないと出せないと考えたからだという。

 

 

心の痛い個所をつく話は、当然それだけ観ていて心に響く。

心を揺さぶらないものに何の価値があるのだろう。

民放ドラマはスポンサーの関係で、登場人物の死に方一つ満足に選ぶことができないそうだ。

例えば、車メーカーがスポンサーなら交通事故、製薬会社なら薬物自殺はご法度など。

民放はそんな規制ばかりらしく、そんな帳尻合わせの話が本当に心に届くとは思えない。

その点、WOWOWは有料放送ということでスポンサーゼロで製作者側の意向がかなり通る。

ドラマというものの、その出来は映画といっても遜色ないほどである。

そして今回は初めての連続ドラマ、その一回一回すべて映画のつもりで製作に取り組んだそうだ。

これが期待できないはずがない。

本当にWOWOWに加入できないことが恨めしい。

いや、宣伝でも何でもなく、ほんと。

 

 

そして、谷村美月。

なんだろう、彼女のもつ雰囲気は。

弱冠17歳にして周囲をホッとさせるような存在感だった。

井上さんは彼女を、「聖母のよう」と評した。

一緒に行った友人は「ペガサスみたい」と評した。

そして私は、「天使のよう」と感じた。

彼女の笑顔は、癒しという言葉では片づけられないほど聖なるエネルギーを持っている。

 

 

緊張しまくったと本人が言うように初々しいしゃべりだったけれど、

「多重人格の役をやって、難しい役で壁にぶち当たってさらに成長したい」と言った彼女は、

そこらへんの17歳よりも、会場で目を奪われていた27歳よりも、よっぽど大人びていた。

 

 

井上さんは彼女のことをこうも言った。

谷村美月は日本のナタリー・ポートマンだと。

これまで、「日本の~」とか「和製~」とかいう表現は大嫌いだった。

けれど、谷村美月に関しては、初めて、たしかにそうだよなぁと思えた。

いや、すでにナタリー・ポートマンなど超えているかもしれない。

 

 

谷村美月を筆頭に、三上博史、國村隼、平田満、柳葉敏郎、小西真奈美など演技達者な豪華キャスト。

脚本だけでもとても楽しめそうなのに、これだけズッシリと重量感のある飾り付けをされたらたまらない。

早くDVDで借りることができるようになってほしい。

WOWOW観れる人がうらやましいです、マジで。

 


  

yamaさんをフォロー

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

コメント

[コメントする]

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス