京都府立医大、山口組系組長の診断に疑い 病気で刑執行停止 | 山岸久朗オフィシャルブログ「正義は我にあり!!」Powered by Ameba

自由刑の執行は、監獄で行います(監獄法)。

 

自由刑の言い渡しを受けた者が、心神喪失の状態にあるとき(刑事訴訟法480条)、あるいは健康、年齢、受胎、出産等の重大な理由があるとき(482条)、検察官は刑の執行を停止しまたは停止することができます。

 

<以下、京都新聞>

 

病気を理由に刑の執行が停止されている指定暴力団山口組淡海一家総長の高山義友希元被告(60)=京都市左京区=に対し、検察当局が大阪刑務所へ収監する方針を決め、出頭を要請したことが13日、捜査関係者への取材で分かった。執行停止の根拠となった京都府立医科大付属病院(上京区)の診断結果に不自然な点が見つかったといい、刑務所の医療態勢で対応可能と判断したとみられる。

 関係者によると、病院側は高山元被告が淡海一家のトップであることを把握していたという。暴力団組長に交付された診断書に疑義が浮上したことで、高度医療を担う公立病院としての信頼が問われそうだ。病気による刑の執行停止を病状回復以外の理由で取り消すのは、異例の対応。

 捜査関係者の説明では、高山元被告は公判中の2014年夏、府立医大で生体腎移植の手術を受けた。実刑確定後の16年2月、大阪高検は、府立医大付属病院医師らから術後の感染症のため医療態勢が乏しい収容施設での生活は難しいとの診断書を受けて、刑の執行停止を決めた。

 しかし、高山元被告の生活状況や、府立医大病院側がいったん手術受け入れを拒否していた経緯などから、捜査機関が当時の診断結果を調べ直した結果、不自然な点が浮上した。検察当局は、高山元被告の現在の体調面などを考慮しても刑務所の医療態勢で診察や治療が可能として、今年2月上旬に刑の執行停止を取り消す方針を決めたという。

 高山元被告は13年に京都地裁で、恐喝罪などで懲役8年(求刑懲役10年)の判決を受け、保釈保証金を納付して保釈されていた。一審判決を不服として控訴していたが、大阪高裁が棄却し、実刑が確定していた。

 判決などによると、高山元被告は、組関係者らと共謀し、05~06年、京都市内のホテルなどで当時60代の男性から計4千万円を脅し取り、09年10月にも500万円を脅し取るなどした。