新米を感謝をこめていただきました。
金曜日 学童の子供たちは 新米をいなりずしと 巻きずしを作り
おやつに頂きました。
自分たちが泥だらけになって 初めて作ったお米の味は・・・・・・・
最高の味・・・・・
「うめぇ～ うめぇ～」
「ヤギさんか？」
「違うよ うめぇからだょ」
「やばぁ 食べすぎちゃうかも」 と言いながらお寿司を食べた子供たち
もっちりとしたご飯・・・・・・ 新米は・・・・・・・おいしい・・・・
お寿司を食べた後
朗読を練習して 日曜日 幼稚園の発表会に ご披露しに頑張った学童さん
日曜日 電気屋さんで 精米器を発見 しかも特売価格・・・・・
機械を見ると 買いたくなる・・・・・・他のものをあきらめて 精米器が風の子の家のテーブルに乗っかって 月曜日の子供たちを待ちました。
認可外の小さな保育園 日本一貧乏な保育園なのに
またまた 出費ですが・・・・・・・・
自分の興味と子供たちの驚き見たさには勝てません
子供たちは一歳児 ２名 ２歳児２名
３歳児１名の５名です
皆さんだったら何合のごはんを炊きますか
？
私は二合で十分と思いつつ ３合を子供たちと炊くことにしました。
カップで量るとこから子供たちの手で
スリ切りいっぱいの要領をつかむまで コップで何回も量り直し
上手にはかった後 洗米して 水の分量です
目線を下げ メモリとにらめっこ・・・・・・
食育活動を 取り入れながらの保育の中で子供たちの五感をしっかり使う 小さな作業の中に子供たちの成長がとてもはっきりと
現れ 嬉しい姿を見せてくれます。
丁寧に一人ひとり１８０ｃｃの水を量り 圧力釜で炊き上げた
新米の味・・・・・・・
「甘いお米」
「おかずがいらないごはんだね」
お代わりを みんなで競うようにしてたべる
いつもノロノロと遊びながら食べる子も・・・・・・お代わり
おかずがなくなっても お代わりを自分でする・・・・・・・びっくりです
３合のごはんが なくなってゆきました。
おかずがなくなり 子供たちの作った金山寺を出してあげると
「ご飯にぴったり」
「ナスがうまい」
「みんなで頑張ったし おじさんたちに助けてもらったごはんだから」
「だから こんなにうまくなったんだ～」
子供たちのごはんへの思いが とても感動的な言葉で帰ってきました。
米作りの作業の大変さにへこたれそうになっていた私
皆に助けられ 精米までこぎつけた苦労が 子供たちの言葉で
すべて吹っ飛びました。
保育園の２,３歳児の子供たちが 味の表現 食べ物への感謝
大人顔負けの 感性でとらえてくれています
小さなお百姓さんの成長 作物を育ていただく体験活動をして育む中で自然から学んでくれたものです
私の農業体験学習の魅力に取りつかれた 原点を子供たちが
感動の言葉で表せてくれました。
だから 私もチャレンジを続けられる
