心臓病と漢方薬 10. | やくろう   健康のこと、病気のこと、漢方のこと、

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ーー  間違ったことも 多かろう と思います。

ご叱責、ご指摘、ご訂正、ご教授、

よろしくお願いいたします。  ーー


動脈硬化の話(1)、動脈硬化の始まり


例えば、川の流れに、石ころなど重い物が混じると、

支流との分岐、 合流点や、曲行部など、

流速差の大きい場所では、

流れの緩やかな方に取り残されがちです。


流れのジャマになるようなものも、

そちら側の川岸に寄せられた時、澱み、

堆積します。

そして、反対に、湾曲の外側などでは、

岸を削り、流幅を確保します。


こうして川筋は大きく曲がりくねります。

川の「蛇行(だこう)」の過程です。


この作用は、血管の動脈硬化でも、同じでしょう。


ーー  いや、生物では、血球やリンパ球、血小板をはじめ、

体の “恒常性維持” という、

いわば、 “生命の意図” が働くので、

遥かにダイナミックでしょう、、、、。


そして、この場面の仕組みは、恐らく、

損傷組織や出血部位の修復の時と、

よく似ていることでしょう。   ーー



血流中に、重く粘度の高い微塊が混じると、

血管の分岐部や、大曲行部の内側では

澱みがちです。

血流渋滞の原因になります。


生命とは、流れるような物質変遷の過程、

生命体とは、絶えず、 “流れている” ものなのでしょう。

渋滞は、大いなる不都合です。


よく解かりませんが、渋滞の多発点では、

きっと、軽くてかさ高くて、邪魔になりそうなものを、

小さく固めて外側に寄せたり、

血管壁に塗り込みます。

動きの鈍い血球や重く粘度の高い部分も、

そこで澱むと、壁に押し付けられます。


こうして、

ひとまず血流路を確保するために、修復機構が、

応急処置として、利用されることでしょう、、、。

(〔注①〕)


血中に豊かな栄養の塊が出来ますと、熱を持ちます。

血管壁の受容体が塞がれたり、

傷つくこともあるでしょう。

流中では、充分冷やすだけの “たまり水” が乏しく、

渋滞熱と炎症熱で、熱の過剰状態が続きます。、、、


1)-1. “血” というものは、停滞すれば、 “熱” を帯びる。

1)-2. 停滞した “血” は、血塊になりがちである、、、。


と、いう漢方の理解です。


ここで、食事や生活が改善されると、

一旦、塗りこめられた脂肪や糖や蛋白は、

また剥(は)がして利用もできるでしょう。

しかし、相変らずの生活習慣ですと、

更に、血管壁への上塗りがなされてしまいます。


その分、血管がますます窮屈になり、

その結果、渋滞が助長され、、、、

、、、、、、悪循環です。


動脈の硬化(変性して、硬くなる)が忍び寄ります、、。


、、、、やはり、1番の問題は、

日々消費される以上の高カロリーの食事でしょう。


過剰脂質は停滞して凝集しやすく、

過剰蛋白は、構築に優れ、

過剰の糖は、両者の反応性を高める、、、

と、思われるからです。




動脈硬化の話(2)、動脈硬化の進展


やがて、血管壁の管理を任されたリンパ球が、

異常に気付きます。


頻繁に血管壁中を出入して見回り、

復旧しようと、壁をちぎって貪食(どんしょく)します。

しかし、食べ過ぎてへたり込むものも出てくるでしょう。


一方、壁の内部でも、

内膜が塞(ふさ)がれて崩れ、

いろんな受容体がある

境界組織が変性したことを感知して、

血管の平滑筋細胞も、修復のために侵出してきます。


そして、終(つい)には、

両者とも、もろともにからめ取られて破壊され、

脂肪などと一緒に、

血管壁中に練りこまれてしまいます。


こうして、

それまでの薄くて弾力に富んだ、血管壁が、

泥状の塊となり、

次いで、

肉厚で硬化した繊維質の、

変性した筋組織に作り変えられてしまいます、、、、。

(〔注②〕)



アテローム;ウィキィペディア

ウィキペディアの写真のアテロームです。


動脈硬化は、こんな風に進展するのでしょうか?


まるで、ミイラ取りがミイラになったような話です、、、。

、、、


しかし、これらは、見方を変えれば、


繰り返すトラブルに見舞われた血管が、

血管壁内の筋細胞やリンパ球などを捕らえて解体して、

その構造(原料)物質と酵素などを利用して、

新たな部品に作り変えて、

血管壁を硬く、繊維化して、血管の補強を図る、、、、


と、いう

極めて合理的な作業手順とも言えます。


つまり、

〔注①〕は、応急処置として、

〔注②〕は数年~50年単位の、

より頑強な、根本的な処置として、


共に、生物の極めて正当な営みなのでしょう。

やくろうには、そう、思えます。



そして、同様な生命活動は、

血管以外でも、起こるものなのでしょう。


肝臓のように脂肪代謝に感受性の強い組織では、

長~い中間の泥粘度状態を経て、

脂肪肝~肝硬変という変質を、


あるいは、

老廃物代謝に感受性の強い組織では、

肺気腫、腎萎縮(いしゅく)、脳軟化、などの

委縮厚繊維化が、

病変や、普通の老化として、起こるのかも知れません。



人類は長い間、飢餓状態の危機にありました。

ほんの、現在だけが、飽食に恵まれました。


恐らく、

これ程までの飽食や長寿が可能の時代には、

まだまだ、変化(進化?)が足りないのでしょう。


つづく、、、



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