『ブルーピリオド』、いよいよ公開が目前に迫りました!

今回解禁されたのは、映画の重要な舞台となる美術室を高橋文哉さんが案内するルームツアー動画です。

元々は何もなかった廃校の教室を、美術スタッフがゼロから作り上げたという美術室。そのこだわりぶりは圧巻です。

大量の張り紙: 壁や黒板に貼られた大量の張り紙は、全てスタッフが手書きで作成したもの。


使い込まれた筆: 絵を描く上で欠かせない筆は、新品をスタッフが何度も揉み込むことで、まるで何年も使い込んだような質感に仕上げている。


地方から取り寄せた机: 大きな木製の机は、実際に使用しているものを地方から取り寄せた。


リアルな落書き: 机には、スタッフが描いた落書きが。まるで本当に学生が書いたようなリアルさだ。


高橋さんもそのリアルさに太鼓判を押しており、「この映画のリアリティを追求するスタッフさんの心がすごく見える美術室」と絶賛しています。

 

動画では、主人公の八虎役を演じた眞栄田郷敦さんと、八虎が憧れる美術部の先輩・森まる役の桜田ひよりさんも登場。

美術室の印象について、桜田さんは「本当に自分がこの美術室で学生時代を過ごしているような感覚になった」と語っています。眞栄田さんも「美術室って、けっこうアウェイな雰囲気があるじゃないですか。そのアウェイ感をすごく感じさせてくれた美術室だった」と、美術室のリアルさが演技にどのように影響を与えたのかを語っています。

今回、絵を描くシーンを撮影するため、3人は撮影の数ヶ月前から絵の練習をしていたそうです。

絵が得意ではないという眞栄田さんは、「絵は得意なほうじゃないんですけど、上手い以上に魅力ってあるんだなと感じました。劇中では、0からのスタートから藝大受験までの(八虎の)成長具合を表現していければ」と語っています。

桜田さんも「基本練習って一人でやるじゃないですか。でも合同練習で初めて他の皆さんの絵を見て、雰囲気とか個性がすごい豊かだなと思って、改めて奥の深さを感じられた」と、今回の経験を通して美術の魅力をより深く知ったようです。

最後に高橋さんは、「美術部メンバーが実際に劇中で絵を描いているシーンもあるので、ぜひ映画館でお確かめください!」と締めくくっています。