"成功体験というのは、実はそんなに単純なものではありません。単に勝つことではなく、「負けたり、失敗した状態から立ち直ること」。つまり何かを克服した経験こそが、本物の成功体験であり、自己肯定感はそのような経験から育まれるものだ"と言っています。
"私たちはうまくいったときには、自分自身を振り返ることをしないものです。自分に向き合うのは、負けたときや、失敗したときであり、自分と向き合い、自分をどう構築していくかが男の子の人生に厚みを加えていきます。
そして、ちょっとやそっとの失敗では折れない心を作り上げていくのです。"と柳沢さんは続けています。
失敗するのが後になればなるほど、最初の失敗の衝撃は大きい物となり大学受験や社会人になって失敗した時に立ち直れなくなってしまうそうです。
以前ニュースで殺人事件を起こした子供が高校や大学受験等で失敗して、そこから性格が変わったというのを目にしたことがあります。
その子にはその年齢に至るまでに失敗する経験がほとんどなかったため、受験の失敗が人生を狂わせるほど大きな物になってしまったということでしょうか。
明らかに失敗すると分かっていても止めない勇気が親には必要なのかな。
そして、運動部や習い事で本人のレベルより少し上のところを選んで負ける経験をさせてあげることが必要なのでしょうか。
レベルが高過ぎると負けっぱなしになって、それもよくなさそうですよね。
自分は自己肯定感が低いので、子供には自己肯定感の高い子供になってほしい。
他人と比べることなく自分を自分で評価することで、他人の評価に一喜一憂しないでほしい。
自分を認めることで他人を認める強さと心の広さを持ってほしい。
そして、自分で考える力を身につけていれば、この難しい世の中もたくましく生き抜いていけるのではないかと思うのです。
ただ、子供は親の人形ではありません。意志と人格を持っていますから、子供自身を尊重したうえで導くというのは簡単なことではないでしょう。
また、たとえ子供が自分の思うように育たなくても、愛して受け入れる気持ちが大切なのでしょうね。
そんなに人間が出来てたら、私は今頃こんなに人生に迷ったりしてないとも思うけど
とりあえず子育ての指針となるような情報が気になるマーニャでした。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます