9月21日
グエル邸
豪華すぎるだろうと、思うぐらい踏んだんにお金が使われた装飾が綺麗で、かつガウディの曲線がいい感じにマッチしていた。
作るときにお金を惜しまなかったくせに、こな豪邸にちょっとしかすまなかったのは、グエル氏の財力なのだろうか。
ここまできてカメラのバッテリーがきれる(笑)
ホテルに慌てて戻り充電。ほとんど充電できなかったが、途中のレストランと電車内で無事に充電ができた。
友人の気遣い、度量が一瞬神にすら覚えた。
その凡ミスのため、ガウディの最高傑作と言われるグエル教会が間に合うか、わからない時間に。
門の前に閉館15分前に到着!
が、門番にチケット変換してこい、と怒られる。ネットチケットのままではダメらしい。
チケット売り場がわからず、放浪するうちに刻一刻と時間は過ぎていく。チケット売り場についたときは残り7分で、3分でいいから見せてくれ、と頼み込み、交渉した結果、OK!
お兄さんも苦笑い。
おかげで、誰もいない貸切状態で楽しむことができた。
特に教会の特徴的な柱のいちやステンドグラス形がもう絶妙なバランスだった。
そこからさらにモンセラットへ。
こわー、と思うほど、斜面が急。
モンセラットはガウディの創造のタネとなった場所で曲線的な山々がその辺りだけ出没する。
神々しいってこういうことをいうんだろうなー、とぼけーっとみてました。ガウディの設計や彫刻は自然から取り入れる発想は、確かにこの地が原点のようだ。
最後にカサパトリョへ向かう。
これまでの建物が記憶から消えてしまうほど、印象的かつ利便性、芸術性が優れた家。
言葉を失うってこういうことか、と体験できる場所。
残念ながら、これを表現できるほど、語彙力はない。
写真でも表現しきれない、これだけカメラの機能の駆使しても満足いく写真が撮れないのは初めてかもしれない。
Iso、シャッター速度、ホワイトバランス、絞りを何故こんな写真しか撮れないんだー、と自分の腕を呪うほど、本物は圧巻される。これはもう一度バルセロナにくる価値はある。
光の取り込み形や、手すりの触り心地、全てに工夫が行き届いていて、見るものを圧倒する世界。
家ではなく、ガウディの創り出した世界がそこにあった。
ガウディづくしの1日。
濃密な1日だった。