ようやく読み終えました。
2012のNHKのドラマの頃から気になっており、今年のTBSのドラマで
目頭を熱くして、ずっと原作を読みたいなー、と思っていたんです。
重松清さんもずっと好きだったので、これは中古で出たら買おうと。
ドラマ人気できっと購入した人たちがいっぱいいるだろう、と
踏んでいたんですが、なかなか中古で出ない。
これは新品で買うしかない、と思い切って購入しました。
ドラマでは描ききれない、細かい背景が綿密に描かれて、
余計に涙が出そうになる。
電車の中で思わず、先が読めずに本を閉じたのは久しぶりです。
中でもヤスさんが父親に再会するシーンはさすが重松さんとぼやかせる
世界観でした。家族の温かみを感じる深みのある作品。
やっぱり小説は伝えたいものがあって、
描くべきだなー、と再認識しました。
ぜひ、ドラマを楽しんだ方も、見てない方も読んでみてください。