人生を変えた本 | ~バカだからこそ伝えたい~柳生龍の作家手帖|小説や詩、坂本龍馬のファンに贈るブログ

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~人生を変えた本、運命的な出会い~


私の人生の転機のひとつにある本に出会いました。その作品は…


『竜馬がゆく』


司馬遼太郎さんの作品ですね。
この作品との出会いは運命でした。


 それは高校3年のときのことです。
家にいらない本が何冊もあり、古本屋では売れないようなものばかり。
地元公民館に寄付することにしました。
処分をしたかったので、ただ捨てるよりは寄付した方が良いと思ってもって行くことに。


役員の方にいらない本を渡すと、
「同じ数だけ本を気に入ったのがあればもってていいですよ。」と教えてくれました。


「え?そうなの。」


捨てるのはもったいないと思って寄付しに来たのに、思わぬ「たなぼた」に困惑。
さっそく公民館にある本で、なにかいい本がないかと捜してみるが、
やはり私と同じ理由で持ち込まれた本が多いようです。
 
あきらめて帰ろうとすると、不意に右の棚から呼ばれたような気がしました。
振り向くとそこには『竜馬がゆく』全八巻が並べられているではありませんか。



ちょうど寄付した本の数と、一致するので持って帰ることにしました。


~まさに人生の教科書だった~


 内容は衝撃的なものだったのです。
シャイで、小さい頃から劣等感の強い私にとってこれほど影響受けるとは思いませんでした。

最初の頃は、彼もまわりから理解されない存在。

仲間に反対さたり、親友と呼べる存在と決別したりと、

多くのものに馬鹿にされながらも最後には多くの人に愛され偉業の成し遂げました。
 
 司馬遼太郎の描いた竜馬像は、今も竜馬ファンを増やし続けている。

史実のは関係なしに私は彼の描いた竜馬のようになりたい。

また、それを超えるような人物になりたいと心から思うようになりました。


ぜひ、
今の自分に限界を感じ変えたいと思う方。
自分が嫌いで仕方ない方。
自殺したい!
などなど思っている方は読んでみてください。

竜馬がゆく〈1〉 (文春文庫)/司馬 遼太郎
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本をあまり読めないという方は…
DVDでおととしにNHKで放映された市川染五郎さんが竜馬役のものがあります。
ほかにも古いものであるはずだが、詳しいことはわかりません。

 また、武田鉄矢さん原作、『あずみ』の小山ゆうさん
作画の『おーい!竜馬』も司馬さんの竜馬像に近いと思うので、坂本龍馬入門書にはおすすめです。


お~い!竜馬 (第1巻) (ヤングサンデーコミックス〈ワイド版〉)/武田 鉄矢
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