こんばんは!弁護士の矢口です。
来週から
裁判員裁判が始まるので
今日はその準備をしていました。
今回で3度目の裁判員裁判ですが
冒頭陳述、弁論と裁判員裁判は通常の事件よりも準備に時間がかかります。
というのも、
どうしても「被告人のいいたいことをきちんと伝える」
ということが弁護人の仕事でもあるので
専門家でない裁判員でもわかるように、難しい法律用語を簡単にどう噛み砕いて分かりやすくするかということを考えないといけないからです。
この分かりやすく噛み砕くというのが、非常に微妙でして
本当は
「いわゆる単純にいえばこうなんです!」
と言いたいんですが
いろんな例外があるので、簡単に単純化すると正確じゃなくなってしまうんですね。。。
法律は原則としてこれ、例外としてこれもあるといろんな細かいことも書かれているので
わかりやすさと正確性を両立させるのはいつも頭を悩まされます。
池上彰さんが
頭に降臨してこないかなあ。