会議の重要性。 | やぎろぐ - 千代田区の税理士社長の情熱Blog

会議の重要性。

さて、ほとんど時間つぶしのような愚痴を4日にかけて行いましたが(笑)


この経験を踏まえて、会議(打ち合わせ)の重要性を再認識しました。


時間を有効に使い、よい議論を導くためには、


・ファシリテーターがいるとベターである

 (Wikipedia記事参考


・議論ができる用意をする

 出席者が考える方向性はもちろんのこと、

 現在おかれている環境要因の整理など


・当事者たりえるメンバーをそろえる


などが必要であると思いました。


今回の愚痴話の事案においては、ファシリテーターはいませんし、

前提条件が全く示される、試案もない。

そして、参加者のほぼ全員が「当事者」とは思っていない、

ということで、円滑な議論を促す要素がひとつもなかったということ、

これが問題であったと思います。


少なくとも会議を行うには目的があるはずなので、

期待する結果ないし効果を導きだす準備は必要ですし、

議論の進め方にも工夫が必要です。


単に人数を揃えればそれでよいという話ではありません。


また、資格の有無はこういうものには関係ないのだな、

と思いました。


本来、会社経営に関して分析等の技法を通じ、

効率化や改善等の提案を行うことの多いであろう、

中小企業診断士や会計士の先生であっても、

議論については慣れていない方もいるのである、

(それも、肩書きや経験に関係なく・・・)

ということも、再認識したということです。


これは、税理士と一口にいっても、

さまざまな技能や経験、そして本人の性格によって、

おそらく議論の方法やサービスの内容等も異なってくるのだろう、

ということと同一のお話だと思います。


私も得意・不得意がありますから、100%上手くやってほしい、

とまでは思いませんが、やはりせっかく他人の時間を使う以上、

よい話し合いができる努力はしたいと思いますし、

有益な結論を導き出す取り組みをしっかりするべきと思います。


今回のお話にある「組織」というのは、ある社団法人でした。

歴史もかなり長いようです。

今も公的資金が入っているのかよくわかりませんが、

公益法人改革が行われても仕方ないわね、

と思わせるような事業運営はしてほしくないですね。


ということで、学んだことの確認のエントリーでした。