会議の重要性。
さて、ほとんど時間つぶしのような愚痴を4日にかけて行いましたが(笑)
この経験を踏まえて、会議(打ち合わせ)の重要性を再認識しました。
時間を有効に使い、よい議論を導くためには、
・ファシリテーターがいるとベターである
・議論ができる用意をする
出席者が考える方向性はもちろんのこと、
現在おかれている環境要因の整理など
・当事者たりえるメンバーをそろえる
などが必要であると思いました。
今回の愚痴話の事案においては、ファシリテーターはいませんし、
前提条件が全く示される、試案もない。
そして、参加者のほぼ全員が「当事者」とは思っていない、
ということで、円滑な議論を促す要素がひとつもなかったということ、
これが問題であったと思います。
少なくとも会議を行うには目的があるはずなので、
期待する結果ないし効果を導きだす準備は必要ですし、
議論の進め方にも工夫が必要です。
単に人数を揃えればそれでよいという話ではありません。
また、資格の有無はこういうものには関係ないのだな、
と思いました。
本来、会社経営に関して分析等の技法を通じ、
効率化や改善等の提案を行うことの多いであろう、
中小企業診断士や会計士の先生であっても、
議論については慣れていない方もいるのである、
(それも、肩書きや経験に関係なく・・・)
ということも、再認識したということです。
これは、税理士と一口にいっても、
さまざまな技能や経験、そして本人の性格によって、
おそらく議論の方法やサービスの内容等も異なってくるのだろう、
ということと同一のお話だと思います。
私も得意・不得意がありますから、100%上手くやってほしい、
とまでは思いませんが、やはりせっかく他人の時間を使う以上、
よい話し合いができる努力はしたいと思いますし、
有益な結論を導き出す取り組みをしっかりするべきと思います。
今回のお話にある「組織」というのは、ある社団法人でした。
歴史もかなり長いようです。
今も公的資金が入っているのかよくわかりませんが、
公益法人改革が行われても仕方ないわね、
と思わせるような事業運営はしてほしくないですね。
ということで、学んだことの確認のエントリーでした。