眠れない時、考えた | 山羊のでんきやさん・日々徒然

山羊のでんきやさん・日々徒然

都内で町のでんきやさんやってます。

一男一女の父。RUN大好き。バイク大好き。芝居も映画も大好き。言いたいことだらけのオヤジが日々の徒然をブログります。

”自らの悩みの多くは、自らが作り上げている”

 

いかにも名言ぽいが、自分が何年か前に悟ったことです。

 

ラン仲間が自分よりたくさん走って、ウルトラも出来るしサブ4、何ならサブ3.5もやっちゃう。

なのに何で自分は出来ないのか。

 

同じような店なのに、何であっちは毎日忙しそうで、ウチはこんなにヒマなのか。

 

何であいつばかりがもてるのか・・・。

 

これ全て、ヒトと比べているから。

だから最近思うのは、『同じ日に生まれて同じ環境で育って同じ人生を歩んできて同じ体格の奴と比べて劣っていたら、その時は本当に落ち込もう』 って。

 

そんな奴、自分しかいません。

双子や三つ子だって、育ってくれば違ってくる。

 

だからサブ4の人と飲んでも、儲かってる店の人と飲んでも、もててる人と飲んでも全く気にならなくなった。

 

あと、たいがいの悩みは『金で解決できる』。

そう思えば、金さえ出来ればいいんだから、これまた気が楽になる。

もちろん、金は無い!

でも、いつか出来たら解決することだし・・・。

 

夜中にトイレに起きて再びベッドに入ったら、ナゼか眠れなくてそんなことを考えていた。

それは最近読んだ、

ナギケイシ さんの本。

雑誌か新聞でこの人のエッセイを読み、なんとなく興味がわいて買った本。

自分はもちろん医学生ではなかったが、学生時代の事を思い出してちょっと懐かしかった。

 

で、続けて買ったのが、今読んでいるコチラ。

医者でありながら芥川賞をとった著者の、ノンフィクションなのかな?

途中から心を病んで精神科の患者になり、それでもと自己再生のために『医学生』を書く件もあります。

読みやすくて止まらない。

 

ゆっくり病んでゆき、ゆっくり再生してゆく。

そんな件が頭から離れずに、夜中に考えてしまったんだな。

 

これを読み終えたら、芥川賞をとった『ダイヤモンドダスト』を読んでみようかな。

 

自分も数年前に人と比べる病に陥って、RUNを止めようかと思ったこともあった。

同じ時期に、映画館で映画を見ていると激しい動機が起きて汗が止まらなくなり、ブラックアウト寸前にトイレに立って休憩するなんてこともしていた。

あれから怖くて、映画館にも行けてない。

 

今思うと、軽い鬱だったのか、更年期障害だったのかな。

そろそろ映画館にも、行ってみようか(60歳になって、安くなったしww)。

 

『トラや』にもあるが、猫を飼うのは精神的には良いことらしいです。

ごま と きなこ。

何もしないけど、役に立っている?

イイ子イイ子。

 

今日は整形外科に行く日です。

疲労骨折の方は、痛みの存在感がある程度。

それより膝を見てもらおう。

 

精神的な病ではないから、気が楽だわ。

早く、走れるようになりますように。